
厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」(2025年版)では、食塩摂取量の一日あたりの目標量は成人男性が7.5g未満、女性が6.5g未満です。
また、高血圧で治療している人は、一日6.0g未満にすることがすすめられています。令和5年国民健康・栄養調査の結果によると、1日の食塩摂取量の平均値は9.8gでした。
食塩の取りすぎは高血圧をはじめとした生活習慣病に深く関わってきますので、注意が必要です。
塩分の多い料理例 (出典:「フードガイド(仮称)検討報告書」より)





食材の選び方や調理法の工夫で、塩分控えめでもおいしい食事を作ることができます。少しずつ薄味に慣れていき、素材のそのものの味を生かした料理を楽しみましょう。
食塩のナトリウムはカリウムと一緒になると、体外に排出されます。カリウムは野菜やワカメ、イモ類のほか、リンゴやバナナなどの果物、牛乳・乳製品に多く含まれています。
副菜をたっぷり、果物と牛乳・乳製品も毎日忘れずとりましょう。





