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農林水産省

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3 調査結果の詳細 (2. 現在の食生活について)

(1)健全な食生活の心掛け

  日頃から,健全な食生活を実践することを心掛けているか聞いたところ,『心掛けている』と回答した人の割合が75.0%(「常に心掛けている」24.9%+「心掛けている」50.0%),『心掛けていない』と回答した人の割合が24.9%(「あまり心掛けていない」22.6%+「全く心掛けていない」2.3%)となっている。(図2 - 1

  健全な食生活について,4人に3人が『心掛けている』と回答している。
  性別に見ると,『心掛けている』と回答した人の割合は女性で高く,『心掛けていない』と回答した人の割合は男性で高い。
  若い世代(20~39歳)の男性では,『心掛けていない』と回答した人の割合が高い。(図2-1-1

(2)栄養バランスに配慮した食生活

  主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは,週に何日あるか聞いたところ,「ほぼ毎日」と回答した人の割合が56.1%,「週に4~5日」と回答した人の割合が19.4%,「週に2~3日」と回答した人の割合が17.4%,「ほとんどない」と回答した人の割合が6.6%となっている。
  若い世代(20~39歳)では,「ほぼ毎日」と回答した人の割合が37.3%,「週に4~5日」と回答した人の割合が27.2%,「週に2~3日」と回答した人の割合が24.1%,「ほとんどない」と回答した人の割合が11.2%となっている。(図2 - 2

  栄養バランスに配慮した食生活について,若い世代(20~39歳)では,「ほぼ毎日」と回答した人の割合はおよそ4割にとどまっており,約1割は「ほとんどない」と回答している。
  女性全体では,「ほぼ毎日」と回答した人の割合は約6割と高いが,20歳代ではその割合が約3割と低い。(図2-2-1

(3)栄養バランスに配慮した食事を増やすために必要なこと

  主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは,「週に4~5日」,「週に2~3日」,「ほとんどない」と回答した人に,3つそろえて食べる回数を増やすために必要なことを聞いたところ,「手間がかからないこと」を挙げた人の割合が56.1%,「時間があること」を挙げた人の割合が54.2%と高く,以下,「食費に余裕があること」(30.0%),「自分で用意することができること」(27.4%)の順となっている。(3つまでの複数回答,上位4項目)(図2 - 3

  栄養バランスに配慮した食事を増やすために必要なことについて,性別にみると,「家に用意されていること」を挙げた人の割合は男性で高く,「手間がかからないこと」を挙げた人の割合は女性で高い。
  若い世代(20~39歳)では,「時間があること」を挙げた人の割合が高い。(表2 - 3

(4)朝食摂取頻度

  ふだん朝食を食べるか聞いたところ,「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合が82.5%,「週に4~5日食べる」と回答した人の割合が5.1%,「週に2~3日食べる」と回答した人の割合が3.8%,「ほとんど食べない」と回答した人の割合が8.5%となっている。
  若い世代(20~39歳)では,「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合が64.1%,「週に4~5日食べる」と回答した人の割合が10.1%,「週に2~3日食べる」と回答した人の割合が9.8%,「ほとんど食べない」と回答した人の割合が16.0%となっている。(図2 - 4

  朝食摂取頻度について,性別に見ると,「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合は男性でおよそ8割,女性でおよそ9割となっている。
  若い世代(20~39歳)の男性では,『ほとんど食べない』と回答した人の割合が高い。
  性・年齢別に見ると,『ほとんど食べない』と回答した人の割合は男性の20歳代,30歳代,40歳代で約2割と高い。(図2-4-1

(5)朝食を食べるために必要なこと

  ふだん朝食を「週に4~5日食べる」,「週に2~3日食べる」,「ほとんど食べない」と回答した人に,朝食を食べるために必要なことを聞いたところ,「朝早く起きられること」を挙げた人の割合が41.3%,「朝,食欲があること」を挙げた人の割合が40.0%,「朝食を食べる習慣があること」を挙げた人の割合が39.3%,「自分で朝食を用意する時間があること」を挙げた人の割合が33.3%,「自分で朝食を用意する手間がかからないこと」を挙げた人の割合が26.3%,「夜遅くまで残業するなど労働時間や環境に無理がないこと」を挙げた人の割合が19.0%の順となっている。(複数回答,上位6項目)(図2 - 5

  朝食を食べるために必要なことについて,若い世代(20~39歳)では,「朝早く起きられること」,「自分で朝食を用意する手間がかからないこと」を挙げた人の割合が高い。(表2 - 5

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消費・安全局消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)