3 調査結果の詳細 (3. 共食や孤食の状況)
(1)一人で食べる頻度
1日の全ての食事を一人で食べることがあるか聞いたところ,「ほとんどない」と回答した人の割合が65.5%,「週に1日程度ある」と回答した人の割合が6.1%,「週に2~3日ある」と回答した人の割合が9.5%,「週に4~5日ある」と回答した人の割合が5.1%,「ほとんど毎日」と回答した人の割合が13.7%となっている。(図3 - 1)
一人で食べる頻度について,性・年齢別に見ると,男性の20歳代では「ほとんどない」と回答した人の割合がおよそ4割と低く,「ほとんど毎日」と回答した人の割合は男性の20歳代と女性の70歳以上で2割台と高い。(図3-1-1)
(2)家族と一緒に食べる頻度
家族と同居している人に,家族と一緒に朝食と夕食を食べる頻度について聞いた。
「朝食」を家族と一緒に食べる頻度について,「ほとんど毎日」と回答した人の割合が56.6%,「週に4~5日」と回答した人の割合が5.3%,「週に2~3日」と回答した人の割合が9.5%,「週に1日程度」と回答した人の割合が5.3%,「ほとんどない」と回答した人の割合が23.1%となっている。
「夕食」を家族と一緒に食べる頻度について,「ほとんど毎日」と回答した人の割合が67.6%,「週に4~5日」と回答した人の割合が9.9%,「週に2~3日」と回答した人の割合が12.8%,「週に1日程度」と回答した人の割合が3.8%,「ほとんどない」と回答した人の割合が5.6%となっている。(図3 - 2)
家族と一緒に朝食を食べることについて,若い世代(20~39歳)の男性では,「ほとんど毎日」と回答した人の割合がおよそ3割と低い。
性・年齢別に見ると,男性の60歳代,70歳以上,女性の30歳代,40歳代,60歳代,70歳以上で「ほとんど毎日」と回答した人の割合が5割を超えている。(図3-2-1)
家族と一緒に夕食を食べることについて,性別に見ると,「ほとんど毎日」と回答した人の割合は女性で高い。
性・年齢別に見ると,男性の70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で「ほとんど毎日」と回答した人の割合が8割を超えて高い。(図3-2-2)
(3)地域等での共食に対する意識
地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば,参加したいと思うか聞いたところ,『そう思う』と回答した人の割合が43.3%(「とてもそう思う」14.5%+「そう思う」28.8%),「どちらともいえない」と回答した人の割合が21.9%,『そう思わない』と回答した人の割合が34.5%(「あまりそう思わない」21.6%+「全くそう思わない」12.9%)となっている。(図3 - 3)
地域等での共食に参加したいかについて,性・年齢別に見ると,男性の50歳代,女性の40歳代,70歳以上ではほぼ半数が『そう思う』と回答している。(図3-3-1)
(4)地域等での共食経験
地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば,参加したいと思うかについて,「とてもそう思う」,「そう思う」と回答した人に,過去1年間の参加経験を聞いたところ,「参加した」と回答した人の割合が73.4%,「参加していない」と回答した人の割合が26.4%となっている。(図3 - 4)
地域等での共食経験について,性別に見ると,大きな差異は見られない。
性・年齢別に見ると,大きな差異は見られない。(図3-4-1)
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課
担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)




