3 調査結果の詳細 (1. 食育への関心について)
(1)食育への関心度
食育に関心があるか,それとも関心がないか聞いたところ,『関心がある』と回答した人の割合が76.2%(「関心がある」40.6%+「どちらかといえば関心がある」35.7%),『関心がない』と回答した人の割合が23.1%(「どちらかといえば関心がない」16.2%+「関心がない」6.9%)となっている。(図1 - 1)
食育への関心度について,性別に見ると,『関心がある』と回答した人の割合は女性で高く,『関心がない』と回答した人の割合は男性で高い。
若い世代(20~39歳)の男性では,『関心がない』の割合が高い。(図1-1-1)
(2)食育への関心理由
食育に『関心がある』と回答した人に,関心がある理由を聞いたところ,「食生活の乱れが問題になっているから」を挙げた人の割合が54.1%と最も高く,以下,「生活習慣病(がん,糖尿病等)の増加が問題になっているから」(51.4%),「子どもの心身の健全な発育のために必要だから」(50.8%),「大量の食べ残しなど食品廃棄物が問題だから」(31.5%),「肥満ややせすぎが問題になっているから」(23.2%)の順となっている。(3つまでの複数回答,上位5項目)(図1 - 2)
食育への関心理由について性別に見ると,「生活習慣病(がん,糖尿病等)の増加が問題になっているから」,「子どもの心身の健全な発育のために必要だから」を挙げた人の割合は女性で高く,「肥満ややせすぎが問題になっているから」を挙げた人の割合は男性で高い。
若い世代(20~39歳)では,「子どもの心身の健全な発育のために必要だから」を挙げた人の割合が高い。(表1 - 2)
(3)ふだんの食生活で特に力を入れたい食育の内容
ふだんの食生活の中で,今後食育として,特にどのようなことに力を入れたいと思うか聞いたところ,「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合が50.1%と最も高く,以下,「食べ残しや食品の廃棄を削減したい」(44.7%),「健康に留意した食生活を実践したい」(41.5%),「食品の安全性について理解したい」(41.3%),「規則正しい食生活を実践したい」(38.5%)の順となっている。(複数回答,上位5項目)(図1 - 3)
ふだんの食生活で特に力を入れたい食育の内容について,性別に見ると,「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合は女性で高い。
若い世代(20~39歳)では,「家族や友人と食卓を囲む機会を増やしたい」,「規則正しい食生活を実践したい」,「食事の正しい作法を習得したい」を挙げた人の割合が高い。(表1 - 3)
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課
担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)




