愛知(地方参事官)の地域農政情報
地方参事官ホットライン
現場と国との双方の意思疎通を図るため、地方参事官ホットラインを開設しています!
農林水産省では、各都道府県に、農政を伝え、現場の声を汲み上げ、ともに解決する地方参事官を配置しています。
農業者・消費者・行政関係者の皆さまからの、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています。
愛知県につきましては、以下の連絡先にお気軽にお問合せください。
地方参事官ホットライン(愛知)
電話:052-763-4492
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地方参事官ニュース(令和8年度)
ニッポンフードシフトの推進パートナー企業である株式会社オリエンタルを訪問しました
7月16日、愛知県拠点の阿部地方参事官は、ニッポンフードシフト(注)の推進パートナー企業である株式会社オリエンタル(本社:愛知県稲沢市)を訪問し、営業本部 部長の小椋 正和(おぐら まさかず)さんと意見交換を行いました。
株式会社オリエンタルは、昭和20年に日本初となる家庭向け粉末状即席カレールウ商品を開発し、固形カレールウが主流となった今も変わらない製造方法で、地元食材を生かした粉末カレールウ商品を開発しています。
平成23年には小麦粉を一切使用しない「米粉カレールウ」を開発し、現在は、愛知県産米粉や大豆粉を原料とした「大豆粉カレールウ」や「米粉クリームシチュールウ」等も販売しています。
また、これらのパッケージには、「ニッポンフードシフト」のロゴマークが入っており、国産消費拡大を消費者にPRする重要な役割を果たしています。
小椋部長から、地域農産物を活用した稲沢市やJA、東海学園大学(名古屋市天白区)等と連携した地域活性化の取組について説明を受けるとともに、「健康志向の意識やグルテンフリー需要の高いEU諸国への『米粉カレー』の輸出を目指している」との抱負が語られました。
農林水産省は、引き続き、消費者、生産者、企業などが一体となり、日々の食生活を通じて日本の農業や食文化を支える取り組みを推進します。
注:日本の「食」の未来を考え、国産農畜産物の消費拡大や持続可能な食料システムの構築を目指す農林水産省主導の国民運動
NIPPON FOOD SHIFTとは? | 食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT
「ニッポンフードシフト」のロゴマーク入り商品(7月16日撮影)
意見交換の様子(左:阿部地方参事官、右:小椋営業部長)(7月16日撮影)

東海学園大学と連携した「とうがくカレー」(7月16日撮影)
稲沢市のカレー料理を紹介したチラシ(7月16日撮影)
異業種から農業参入した「次世代型農場でんでん村」を訪問しました
7月14日、愛知県拠点の阿部地方参事官は、不動産業から農業分野へ進出した株式会社ビレッジ開発(愛知県安城市)が運営する「次世代型農場でんでん村」(愛知県刈谷市)を訪問し、同社取締役農業部長の下村 太一郎(しもむら たいいちろう)さんと農業参入した経緯や今後の展望について意見交換を行いました。
株式会社ビレッジ開発は、約4年前に農業分野へ進出し、株式会社デンソー(愛知県刈谷市)等が開発した農業用ハウス「プロファームT-キューブ」を活用してミニトマトを栽培する「次世代型農場でんでん村」の経営を始めました。
このハウスの特徴は、各センサーが取得したデータを解析し、強制換気システムにより気流・気温・CO2濃度などハウス内の環境を均一化させ、夏場には自動ミスト発生機で温度を下げるなどの技術が取り入れられている点です。
でんでん村では、ハウスの特徴を活かし、この地域では行っていない「夏越し栽培」に取り組むことで収穫時期を早めて7月下旬~翌年5月中旬まで出荷しており、生産されたミニトマトはリコピンやガンマ-アミノ酪酸を含む機能性表示食品「うるつやトマト」として自社ブランド化してJAあいち中央の各直売所、安城市や刈谷市のスーパーで販売されています。
このほか、地元醸造会社と連携し、裂果品や規格外品を無駄なく利用した発泡酒「白麴トマトサワー」を製造しており、刈谷市のふるさと納税返礼品にも採用されています。
下村部長は、「地域農業を活性化させたい」との強い思いから農業参入した経緯を説明するとともに、「今後は消費者に当農場等の見学ツアー等を企画し、『うるつやトマト』を”食べるサプリメント”として、広めていきたい」と将来の展望を語りました。
意見交換を行う下村部長(左)と阿部地方参事官(右手前)(7月14日撮影)
ハウスのシステム説明を受ける様子(7月14日撮影)
ハウス前にある次世代型農場でんでん村の看板(7月14日撮影)
ハウス内の様子(7月14日撮影)
田原市の生産者を訪問し、意見交換と現地見学をしました
愛知県田原市は、温暖な気候などを背景に農業産出額全国第1位を誇っています。一方、農業従事者は年々高齢化と減少が進み、産地の維持・発展のためには、地域の課題に対して一つ一つ丁寧に対応することが求められています。
このような現状を踏まえ、7月9日、阿部地方参事官は、田原市文化会館に参集した田原市の40代半ばから50代前半の生産者5名(水稲、露地・施設野菜、花き)と意見交換を行った後、生産現場を見学しました。
意見交換では各生産者から、「資材価格や人件費の高騰分を農産物の販売価格へ転嫁することが難しいため、食料システム法の実効力を高め、合理的な費用を考慮した価格形成を進めてほしい」、「50年以上前に当地域で整備された排水路などのインフラが老朽化し、近年のゲリラ豪雨に対処できないので、修復を進めてほしい」といった切実な要望が出されました。
このほか、農地中間管理機構を通じた農地貸借に関する課題や安価な輸入農産物との価格競争、農産物価格に対する消費者の理解醸成など、多岐に渡るテーマについて活発な意見が交わされました。
また、モニタリング装置や日射センサーなどを活用したトマトハウスのほか、自動操舵システム搭載のトラクターを活用することで作業が効率化された露地野菜のほ場を見学し、生産者が最新のスマート農業技術を積極的に取り入れながら生産性向上など経営改善に努めている様子がうかがえました。
その一方、日本有数の農業地域でありながら耕作者不在の荒廃したハウスも散見され、担い手不足や離農の加速による影響の深刻さを改めて実感するとともに、段地が連なるほ場では、大区画化や機械化が困難であるなど、地域特有の課題も見受けられました。
阿部地方参事官は、生産者からの意見や要望に対し、農林水産省の施策を説明しながら応じた上で、今後も現場との対話を継続していきたいと述べました。
意見交換の様子(右:阿部地方参事官)(7月9日撮影)
左から、大和利充氏(露地野菜)、鈴木博宗氏(露地野菜)、大和尚志氏(トマト)(7月9日撮影)
左から、藤井保宏氏(電照菊)、田中康之氏(水稲)(7月9日撮影)
藤井保宏氏(右)のほ場を見学する阿部地方参事官(左)(7月9日撮影)
田中康之氏(右)のほ場を見学する阿部地方参事官(左)(7月9日撮影)
耕作者不在の荒廃したハウス(7月9日撮影)
田原市社会福祉協議会を訪問し意見交換を行いました
東海農政局では、賞味期限が近づき入替えを行う災害用備蓄食品を有効に活用するため、東海3県(愛知、岐阜、三重)の社会福祉協議会を通じて、管内のこども食堂等へ届ける取組を令和7年度から実施しています。
6月8日、愛知県拠点の阿部地方参事官は、田原市社会福祉協議会を訪問して、山田 貴三(やまだ たかぞう)会長に災害用備蓄食品のアルファ米(ドライカレー)100袋、筑前煮100袋等を寄贈し、その後、同協議会との意見交換を行いました。
同協議会は、令和3年度からフードバンク事業を始め、東西に細長い田原市において伊良湖地域等の周縁部に居住する来訪困難な住民へ食品を配達するとともに、安否確認や生活状況の把握にも取り組んでいます。
意見交換では、山田会長から、「近年、生活困窮世帯が増加する一方、物価上昇で寄付される食品の総量が減少し、供給が需要に追いつかない状況となっている。不足分を寄付金で補っているものの、調達コストの増加が運営を圧迫している」「他のフードバンク事業を実施している団体と連携し、在庫状況に応じて相互に食品を融通し合えるような広域ネットワークの構築が必要である」との現在の課題に関する発言がありました。
東海農政局では、引き続きフードバンク事業に取り組む団体を支援していきます。
寄贈の様子(左:阿部地方参事官 右:山田会長)(6月8日撮影)
意見交換の様子(右:阿部地方参事官)(6月8日撮影)
集合写真(左から2人目:山田会長、右から3人目:阿部地方参事官)(6月8日撮影)
フードバンク愛知を訪問し意見交換を行いました
5月18日、愛知県拠点の阿部地方参事官は、愛知県北名古屋市の認定特定非営利活動法人「フードバンク愛知」を訪問し、東海3県及び静岡県西部のフードバンク等の支援を担っている「とうかいフードバンクネットワーク」の寺田 覚(てらだ さとる)代表理事をはじめ、「フードバンク愛知」のスタッフの皆さんと意見交換を行いました。
意見交換では、愛知県内の生活困窮者支援の現状や「とうかいフードバンクネットワーク」の活動状況等について説明を受け、現場の課題が共有されるとともに、寺田代表理事から、「今後は、食品の受入・提供に加え、自治体からの依頼を受け、使われなくなった施設を、フードパントリーや宅配支援、物資保管、交流、防災機能を備えた地域拠点として整備し、食を通じた福祉的食支援を官民連携で今秋の開設を目指している」との新たな取組予定が語られました。
今回の意見交換を通じて、フードバンク活動の課題や将来展望について理解を深めるとともに、地域を支えるフードバンク等の重要性を改めて認識しました。
意見交換の様子(5月18日撮影)
意見交換に参加するフードバンク愛知のスタッフ(5月18日撮影)
集合写真左から4人目:寺田覚代表理事左から5人目:阿部地方参事官(5月18日撮影)
鞍掛山麓に広がる「つなぐ棚田遺産」四谷の千枚田で若者たちの田植えに参加しました
5月7日、愛知県拠点は四谷の千枚田(新城市)で行われた豊橋調理製菓専門学校の学生16名による田植えに参加しました。
四谷の千枚田は、鞍掛山(くらかけやま)から広がる美しい景観を誇る棚田として、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されています。
同校では、「稲作の大変さと米一粒の大切さ」を学ぶため、平成18年から毎年、四谷の千枚田で年4回(田植え、除草、稲刈り、脱穀)の農作業実習を行っています。
当日は、当拠点から学生たちに対し、先人から受け継いだ貴重な遺産である棚田を次の世代へ引き継いでほしいこと、国民への食料供給のほか、国土保全や景観形成に大きな役割を果たしてきたことを説明しました。
ほとんどの学生が初めての田植えとあって、田んぼのぬかるみに足を取られるなど悪戦苦闘していましたが、慣れてくると次第に手つきも軽やかになっていきました。
田植えの後、鞍掛山麓(くらかけさんろく)千枚田保存会の小山会長から棚田保全の重要性や苦労話があり、それを聞いた学生から、「きれいな棚田を守っていくことは大変ですか」、「毎年どれくらいの人が千枚田を訪れますか」など活発な質問があり、棚田への関心の高さがうかがえました。
愛知県拠点は、今後もさまざまなイベント等を通じて、棚田の保全活動等を支援します。
学生たちに挨拶する小山会長(右端)(5月7日撮影)

田植えに挑戦する学生たち(5月7日撮影)
田植え終了後、小山会長の話を聞く学生たち(5月7日撮影)
有機農業と人をつなぐ多角経営に挑戦する株式会社山田農園を訪問しました
4月21日、愛知県拠点の阿部地方参事官は、愛知県岡崎市の株式会社山田農園を訪問し、これまでの経営の歩みや現在の課題、今後の展望等について意見交換を行いました。
山田農園の山田 健一(やまだ けんいち)代表は、土木建設会社を経営する傍ら、「豊かな自然や地域の農地を次世代につないでいきたい」との強い思いから、7年前に地域環境の保全と持続可能な農業経営の両立を目指した有機農業を実践するため、山田農園を設立しました。
同農園では、米、麦、そば、いちご、スイートコーンなどの農産物栽培のほか、採卵鶏として純国産地鶏である「岡崎おうはん」を飼育するなど、複合経営に取り組んでいます。
農産物は、堆肥に加え、土壌微生物の活性化を図るために自社製のもみ殻くん炭や竹炭を施用した農地で栽培しており、安定的な収穫量の確保を目指しています。
本年4月からは、有機農業への理解促進及び農作業を通じた社内外の交流促進を目的とした「企業参加型農業体験研修」に取り組んでおり、県内各地の様々な企業や自治体の皆さんが参加しています。
山田代表は、「農業は大変なことも多いが、人や地域、環境と向き合えるやりがいのある仕事である。建設業で培ってきた経験を生かし、有機農業を軸に、人が集い学び合える農園を目指している」と今後の展望を語られました。
意見交換の様子(左側:山田農園関係者、右側中央:阿部地方参事官)(4月21日撮影)
山田代表(右)からたまねぎの栽培状況の説明を受ける阿部地方参事官(左)(4月21日撮影)
愛西市の知名度・魅力の向上を図る道の駅「ふれあいの里HASUパーク」を訪問しました
4月20日、東海農政局の福井次長と阿部地方参事官は、愛西市役所で日永 貴章(ひなが たかあき)市長、清水 栄利子(しみず えりこ)副市長と意見交換を行うとともに、4月3日にグランドオープンした道の駅「ふれあいの里HASUパーク」を訪問しました。
意見交換では、日永市長からHASUパークについて、「愛西市への来訪者を増やすとともに、市の知名度・魅力の向上のため、既存の道の駅『立田ふれあいの里』と『森川花はす田』を利活用してリニューアルオープンした施設であり、農産物など愛西市の魅力を発信する拠点になる。今後は、HASUパークを生かしたシティプロモーションを展開していきたい。」とのお話を伺いました。
その後、HASUパークを訪問し、はす見の丘、はす見テラス、芝生広場、産直広場、フード広場などを見学しました。また、グランドオープンを機に開発したレンコンやいちごなどを活用した加工品が販売されており、特に、特産品のレンコンを活用したソフトクリームが人気とのことです。子育て世代にとって楽しく時間を過ごせる道の駅であり、地域の魅力発信にも寄与する拠点であると感じました。
愛知県拠点は今後も、地域の活性化に寄与する取組を応援していきます。
意見交換の様子1 左から 日永市長、清水副市長(4月20日撮影)
意見交換の様子2 右手前から福井局次長、阿部地方参事官(4月20日撮影)
はす見テラスから見える花はす田(4月20日撮影)
産直広場及びはす見テラスの外観(4月20日撮影)※ロゴは、清水副市長が監修
特産品のレンコンを使用したソフトクリームなどの商品(4月20日撮影)
これまでの地方参事官ニュース(愛知)
事業・制度のご案内
経営所得安定対策
農業の6次産業化を応援します
イベント情報
農福連携の取り組み
事業の概要
農福連携を紹介する動画を作成しました!
農福連携の取り組みをみなさんに「知ってもらう」ことを目的に動画を作成しましたので、ご覧ください。
【農福連携】スーパーで見つけた謎のシールの正体とは!?
一般の消費者の方に少しでも「農福連携」の取り組みを理解していただくために、愛知県春日井市の「障がい者就労継続支援B型事業所すまいる」の皆さんを取材させていただきました。
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