大分の写真館
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「秋すいか」の出荷が始まりました・・・日田天領西瓜部会(10月23日)日田市
日田市では、秋すいかの出荷が始まっています。すいかといえば夏の風物詩、そう思っていませんか?実は「秋すいか」も隠れた逸品です。この地域で育った秋のすいかは、濃厚な甘さとシャリっとした食感が特徴。夏とはひと味違う味わいが楽しめます。
日田天領西瓜部会では、秋すいかの出荷に向けた選果作業が行われていました。センサー等で空洞の有無や甘さをしっかりと判定。品質の高いすいかを厳選し、丁寧に箱詰めされ、出荷されます。
濃厚な甘みが詰まった秋のすいか、この時期だけの特別な味覚を、ぜひ皆さんもお楽しみください!


大分県農林水産祭に出展しました・・・(10月18、19日)別府市 
令和7年度大分県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」に九州農政局大分県拠点のブース「食料と環境を未来の子どもたちへ」を出展しました。ブースには、2日間で300名を超える来場者があり、「高齢化が進み農家の数が少なくなっていることが心配。安定的に食料が供給できるようその対策が必要だ。」、「農業をやりたくても収入が不安定だと就農できない。」、「トラクターなど農機の値段が高い。」の声が聞かれるなど、農業・環境問題について考える機会となったものと思います。また、トラクター乗車体験には多くの親子が訪れ、最新のトラクターに触れ、驚いていました。


国東市の秋の風物詩「オリーブの収穫」が始まりました・・・河野農園(10月2日)国東市
国東市では、特産品であるオリーブが収穫シーズンを迎えています。温暖で雨が少ない瀬戸内気候に恵まれたこの地域は、オリーブの栽培に適しており、この気候の特性を活かし、市では平成20年度から本格的な栽培が始まりました。
市内の河野農園では、手摘みによる収穫作業が始まっています。オリーブの実を一粒一粒、手作業で丁寧に摘み取ることで、果実の傷みを防いでおり、高品質のオイルづくりにつながっています。収穫されたオリーブは、鮮度を保ったまま搾油され、香り豊かな国産オリーブオイルになります。
搾りたての国産オリーブオイルは香りも味も格別です!今年のオイル、ぜひ味わってみてください。


子育て世代にみどり戦略の周知活動を行いました!・・・弥生地域子育て支援センター(9月30日)佐伯市
弥生地域子育て支援センターが開催した「子育て親子の交流イベント」で、みどり戦略の周知を行いました。乳幼児連れの親子15組(パパの参加もありました)が参加し、蓋つきの容器に、かつおぶし、ちりめん、のり、ごま等を入れ、音楽に合わせて振って、親子で楽しくお好みのふりかけを作りました。持参したご飯にかけて試食する時間を使って、当方から、みどり戦略についてお話をし、参加者からは「みえるらべるがあることも初めて知った。」、「生産者も頑張っているので、食品ロスを出さないように、残さず食べます。」等の感想がありました。



いろいろな種類のお米を一つの田んぼで栽培しています!・・・合同会社やいの夢(9月24日)竹田市
竹田市で有機水稲等の生産・加工・販売を行う合同会社やいの夢と意見交換を行いました。
河野ちよみ代表は「微生物の力を借りて、土の中もおなかの中も、力のある作物を食べて作物から栄養を取り入れて元気になってほしい」との想いを持って、40数年前から農薬や化学肥料に頼らない作物づくりをスタートさせました。
水稲はうるち米のほか、緑米、赤米、紫黒米、香り米などの古代米を生産。「色々米」は古代米等の36種類を一つの田んぼで栽培しており、背の高い稲や低い稲などが補完し合って共生するため、雑草や倒伏に強いとのこと。
「色々米」は市内の道の駅や大分市のデパートなどで販売されているほか、最近では有機農産物のネット販売サイトでの取扱いが大きく伸びています。



限界集落でかぼす収穫と農機具体験を楽しみました!・・・(株)Kabosu Company(9月23日)豊後大野市
大分県拠点が委嘱した“おおいた「みどり戦略」オフィシャルインフルエンサー”の(株)Kabosu Companyは、かぼす収穫と農機具体験のイベントを豊後大野市緒方町の同社かぼす園地で開催しました。当日は、同社SNSを視た大分県内や北九州市、八代市の視聴者18名がイベントに参加しました。
深田社長の歓迎挨拶の後、かぼす収穫作業を行い、それぞれに配られた袋いっぱいに詰めていました。続いて、同社YouTube動画でお馴染みの乗用草刈り機やリモコン草刈り機の操作体験があり、深田社長の指導のもと次々と試乗や操作を楽しんでいました。
体験後は同社スタッフによる地域食材を使った心温まる昼食の提供もあり、参加者は舌鼓を打ちながら歓談を楽しみました。
あいにくの小雨模様でしたが、日頃は人影少ない中山間地域の限界集落での楽しい体験イベントとなりました。






栽培の知恵は宝物!・・・農園てとて(9月16日)由布市
由布市挾間町の農園てとての深見さんご夫婦と意見交換を行いました。お二人は、自家採種した種子で、少量多品目の野菜や水稲の有機栽培に取り組まれていて、旬の農産物を詰め合わせた「お野菜セット」を販売・配達しています。栽培の知恵を宝物と表現され、「有機栽培も慣行栽培も同じ生産者仲間。お互いの良い点を学び合えれば、宝物が増えていく。」と前向きな、優しい思いを聞かせていただきました。



大分県地球温暖化防止活動学生推進員研修会での「みどり戦略」に関する講義・・・(9月10日)別府市
大分県では令和4年度から、大分県における地球温暖化対策の推進を積極的に図るため、県内四年制大学に在籍する学生を「大分県地球温暖化防止活動学生推進員」に任命し、地球温暖化の基礎を学ぶ研修・合宿や学生が主催する環境教室の開催、環境に配慮した企業の訪問などを行っています。今年度は新たに4大学の20名が任命され総勢約30名となりました。
この日は、別府市で開催された研修会において、大分県拠点から「みどりの食料システム戦略」に関する講義を行いました。学生や教授からは、農業分野における人材確保策や食料安全保障、畜産分野からのメタン発生状況など多岐に渡る質問が出されました。
大分県拠点では、若い世代を中心とした幅広い層への「みどり戦略」周知に引き続き取り組んでいきます。



「お茶」を通じた伝統文化の継承と地域交流の取り組み ・・・本匠中学校(9月1日)佐伯市
佐伯市立本匠中学校が行っているお茶を活用した食育(茶育)の取り組みについてお話を伺いました。
同校では、地域の伝統的な特産品である「因尾茶」を題材として、学校の茶園を活用した茶育活動を年間を通して行っています。毎年春には、生徒と地域の方々が協力して茶摘みを行い、摘み取った茶葉は、全国では珍しい「釜炒り法」によって製茶され、生徒達も自身の手で製茶を体験します。こうして作られた「因尾茶」は、茶話会や地域の祭りなどで販売・提供され、地域とのつながりを深める機会となっています。
これからも、茶育を通じて子どもたちがお茶に親しむ習慣を育むとともに、「因尾茶」の魅力を全国、さらには世界へ発信していきたいと積極的に取り組まれています。
(※因尾茶(いんびちゃ):佐伯市の本匠地域で生産される茶葉を使用した釜炒り茶)



第13回農政懇話会を開催しました・・・(8月28日)大分市
報道機関各社への情報提供と情報交換の場として「第13回農政懇話会」を開催しました。
今回は、報道機関各社に、より現場目線で農政に対する理解醸成に繋げていただくことを目的に、県内の先進的かつ優良な取組を行っている農業法人である、Farm Sam(日出町) CEO 髙松修 氏(写真中央)から、「大分から全国へ広がる~誰もが働ける未来を耕す「農福連携モデル」」と題して事例発表を行っていただきました。
その後、髙松氏を交え意見交換を行い、今年の米の生育状況、高温・渇水等の異常気象による農作物への影響やその対策等の話題を中心に活発な意見が交わされました。



大分のかぼすを全国へお届け!・・・株式会社 Kabosu Company(8月27日)豊後大野市
‟おおいた「みどり戦略」オフィシャルインフルエンサー”の株式会社 Kabosu Companyは、豊後大野市緒方町で約400本の露地かぼすを、可能なかぎり農薬を使わずに栽培しています。8月中旬からかぼすの収穫が始まり、関西や関東を中心に全国へ発送しています。暑いこの時期は、お水にかぼすを搾って、塩を少し加えると熱中症対策に最適です。また大人には、焼酎等の炭酸割りにかぼすを搾った「かぼたん」がおススメとのこと。11月からは完熟したマイルドな酸味の黄かぼすも出荷されます。大分を代表する柑橘「かぼす」の爽やかな酸味をご賞味ください。
株式会社 Kabosu CompanyのHPはこちらから



世界かんがい施設遺産に認定されました・・・竹田のかんがい用水群(8月21日)竹田市
竹田市に位置し、大野川上流の中山間部にある21の用水路群からなる「竹田のかんがい用水群」が、令和7年度世界かんがい施設遺産に認定されました。認定証の授与は、9月にマレーシアで行われる予定です。
城原井路「神田頭首工」(写真左)は、 竹田のかんがい用水群で最初に完成した城原井路の水の取り入れ口となる石積みが美しい堰です。
音無井路「円形分水」(写真中央)は、 三方向の幹線水路に対し公平に水を分配する円形の構造で技術の粋が詰まっています。
明正井路 「第一垬石橋」(写真右)は、石橋水路橋では日本一の長さを誇る6連アーチの橋で、山裾から川と車道を跨ぐその姿は圧巻の迫力です。
歴史と技術のつまった現地に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
令和7年度世界かんがい施設遺産「竹田のかんがい用水群」の認定について(竹田市役所HP)



野菜の持つ本来の力を信じて良いものを作りたい・・・小野不二夫、坂本栄司(8月6日)豊後大野市
豊後大野市犬飼町の生産者、小野さん、坂本さんと意見交換を行いました。坂本さんはなすの栽培に取り組んでいて、ローマ神話の「ビーナス」にあやかってブランド化された「美なす」の収穫がピークをむかえています。「美なす」は、葉がこすれるだけで実に傷がつくため、手入れに時間がかかる分、愛情もいっぱいで、つやつや輝いていました。
また、犬飼町は大分県内で唯一の春にんじん産地で、お二人はJAおおいた豊肥事業部春人参部会に所属しています。やわらかい黒土と地域の堆肥を活用し、農薬、化学肥料を減らした栽培に取り組んでいます。野菜本来の力を信じて、こだわりの土で美味しいにんじん作りに頑張っています。



竹田市産ホップの収穫が始まりました!・・・九州竹田市産ホップ研究会(8月1日)竹田市
夏空の下、竹田市で「九州竹田市産ホップ研究会」が丹精込めて育てたホップが収穫の時期を迎えました。
市では、農業と観光を盛り上げるために、8年前からホップ栽培に取り組んでいます。緑鮮やかなホップの実は、一つひとつ丁寧に手摘みされ、作業中はあたり一面に爽やかな香りが広がっていました。今秋も、このホップが香り高いビールとなり、市の魅力をみなさんの元に届けてくれることでしょう。
竹田市の自然と想いがギュッと詰まった特別な一杯をぜひ味わってみてください!



ホオズキの出荷が最盛期を迎えています・・・清幸農園(有)(7月31日)佐伯市
夏の風物詩「ホオズキ」の出荷が最盛期を迎えています。ホオズキは英語で「Chinese lantern plant」とも呼ばれ、ふっくらとした形と炎のようなオレンジ色が提灯を思わせることから、盆提灯に見立てられ、お盆の時期に飾られます。これには、ご先祖様や精霊が迷わず帰ってこれるようにという願いが込められています。佐伯市の清幸農園(有)でも収穫と調整作業が急ピッチで進められており、水揚げをしながら出荷を待つホオズキたちは、まさに圧巻です。



ホオズキの収穫が最盛期を迎えています・・・水口花園(7月28日)杵築市
杵築市の水口花園では、旧盆を前にホオズキの収穫が最盛期を迎えました。
ハウスの中には、赤く熟した実が目の前いっぱいに広がり、まるで赤い絨毯のような美しい光景が広がっていました。厳しい暑さの中でも、水口さんは汗をぬぐいながら、笑顔で収穫作業に励まれており、ホオズキへの深い愛情が伝わってきました。
今年就農2年目で、大分県花き展に初出品し、見事入賞!来年の栽培にもご期待ください。



受け継がれる日本の原風景、棚田の石垣と石橋・・・両合棚田(7月28日)宇佐市
宇佐市院内町には70基以上の石橋が現存し、日本一の石橋の町ともいわれています。
そのうち両合棚田の中心にある両合川橋は二つの集落を結ぶ石造アーチ橋で、今年で架設100年を迎えます。先人たちによって築かれた両合川橋と棚田の石垣は素晴らしい景観となっています。
今も両合棚田は変わりなく、日本の原風景である棚田と石橋の風景は先人の思いと共に地域の方々の努力によって受け継がれています。



学生主体のフードバンクが地域に貢献・・・フードバンク彩鳥(7月26日)別府市
立命館アジア太平洋大学(別府市)の学生グループ「フードバンク彩鳥(いろどり)」がフードパントリーを開催しました。フードパントリーとは、個人や企業から集めた食品をひとり親家庭や生活困窮者などへ直接配布する活動で、今回は政府備蓄米の無償配布を併せて実施しました。米の配付は18歳以下の子どものいる子育て家庭を対象に、ごはん食の食育を目的として取り組まれ、600kgを50世帯(こども130名分)に配付しました。当日は10名ほどの学生スタッフが、準備、受付や取組の趣旨説明、運搬補助など役割を分担し、混雑する時間帯もありましたが動線を工夫しながら円滑な運営をされていました。地域のために大学生が自主的に活動してくれることはとても頼もしいです。
オフィシャルインフルエンサーの坂本さんもSNSで発信していますのでご覧ください→Instagramへ



日出町ではかぼちゃの収穫がピークです!・・・(7月22日)日出町
日出町は県内最大のかぼちゃの生産量を誇っています。日出町大神の垣迫さんのほ場でも収穫作業が行われていました。
恵まれた気候と都市近郊の立地を生かし、町ではかぼちゃをはじめ、トマト、スイートコーンなどの高収益作物を振興しています。水田での生産では堆肥などの地力増進に対して土づくり支援があり、また、JAべっぷ日出では糖度を高めたブランドかぼちゃ「日出の恵」も販売されています。ビタミン類やミネラルを多く含むかぼちゃで夏バテを予防しましょう!



一番大切なのは「人」です・・・有限会社 植木農園(7月18日)大分市
大分市で、大葉やかいわれ大根などを生産している(有)植木農園と意見交換を行いました。大分の大葉は、香りが強く日持ちが良いのが特徴です。こちらでは1日に20万~40万枚を収穫していますが、ハサミで切り取って収穫すると切り口が黒くなり鮮度が落ちるため、手で1枚1枚茎を持って素早く摘み取っているそうです。さらに、規格に沿った同じサイズを10枚摘み取って輪ゴムをかけて束にしていくとのことで、摘み取りにはスピードと技術が必要となります。そのため、植木常務は「一番大切なのは「人」ですね。」と話してくれました。



最高の干し芋をめざして・・・いもや吉(7月15日)豊後大野市
豊後大野市でかんしょの生産・加工・販売を行っている「いもや吉」代表の木田吉彦さんと意見交換を行いました。
「良いものをつくり生涯現役で仕事がしたい」と、脱サラして豊後大野市で就農し、ピーマンを生産していた木田さんは、9年前のある日、愛媛県内で偶然に出会った干し芋の美味しさに感銘を受け、以来「最高の干し芋づくり」にまい進しています。
入念な土づくり、収穫後の畑には茎葉などの残さは残さずに1年間休耕、という良好な環境で育ったかんしょから、手間暇のかかる丸干しで、甘さや食感が凝縮されたとても美味しい干し芋が出来上がっていますが、木田さんは「さらに美味しい干し芋を目指していきたい」と、努力に余念がありません。



甘酸っぱいブルーベリーがたわわに実ってます・・・ここのえ安達農園(6月27日)九重町
西日本有数のブルーベリー産地である九重町で、ブルーベリーの収穫が始まりました。ここのえ安達農園では、有機JAS認証を取得し、環境への負担を減らした有機栽培に取り組んでいます。標高300~800ⅿの4か所(8ほ場)で約20種類を栽培しており、完熟したものを一粒ずつ丁寧に手摘みします。甘酸っぱいブルーベリーは青果でも加工品でも楽しめ、収穫は11月まで続きます。



カラーピーマンの栽培は任せて!・・・後藤亮佑(6月27日)玖珠町
玖珠町でカラーピーマンを栽培している後藤亮佑さんと意見交換を行いました。天敵使用や適期防除などの病害虫対策で農薬削減に努めるなど、環境に優しい農業経営が評価され、令和6年度大分県農業賞(若手経営者部門・優秀賞)を受賞されました。カラーピーマン生産者が減少するなか、安定的に出荷を続けることで市場から高い信頼を得ています。また、夏は農作業を頑張り、冬は家族との時間を確保するなど、メリハリをつけた働き方で、ワークライフバランスも大事にされています。



梅の収穫が最盛期です・・・(6月25日)日田市
九州有数の梅の産地である日田市大山町の森食品の梅園では収穫が最盛期を迎えています。樹上で熟した梅は黄色く色づき、甘い香りが一面に広がっています。実に傷がつかないよう、ひとつずつ木の枝から丁寧にもぎ取った梅は、梅干しやドレッシングなどに加工されます。



作業性の向上と環境への配慮を両立して栽培に取り組んでいます・・・あおい農園(6月24日)杵築市
杵築市でハウスみかんを生産している生産者と意見交換を行いました。7月の出荷に向け、みかんは少しずつ色づき始めています。離農された方から園地を引継ぎ、就農して5年目になります。みかんは水の加減ひとつで味や品質が大きく変わるため、日々試行錯誤を重ねながら栽培に取り組んでいます。
作業性の向上に積極的で、枝梢管理を工夫して作業用の通路を確保し、防除等の作業をしやすくする等の工夫をされています。
さらに、天敵農法を導入することで農薬の散布回数も減らし、ヒートポンプの導入により重油の使用量を抑えるなど、作業性の向上だけでなく、環境に配慮した農業も実践されています。



丁寧な観察で美味しいトマトづくり・・・ひろしま農園(6月20日)宇佐市
宇佐市でトマトを生産している「ひろしま農園」代表の廣島善典さんと意見交換を行いました。
元々サッカー選手として活躍していた廣島さんは、引退後、地元に戻って農業を始めました。愛知県の先進的なトマト生産者のもとで技術を習得し、以来30年間近くにわたり「トマト男」を貫いています。昨年行われた民間団体主催の全国コンクールで、フルーツトマトが金賞を受賞するなど、美味しいトマトづくり名人の廣島さん。その秘訣は「毎日トマトを丁寧に観察して、状態に応じて手をかけてあげること」と熱く語ってくださいました。



見た目に癒される多肉植物を育ててみませんか・・・Sana room 大久保朋美(6月18日)国東市
国東市で多肉植物の生産・販売に取り組む生産者と意見交換を行いました。花や野菜を育てる暮らしをしたいとの想いから、7年前に国東市へ移住し、多肉植物の生産と販売を始めたそうです。
取り扱っている多肉植物は、なんと400種類以上!コロナ禍では巣ごもり需要で、見た目に癒される多肉植物の人気に火がつき、道の駅に出すと1日で売り切れてしまうほど。今でも東京や福岡などを中心に高い人気が続いているそうです。
最近では、多肉植物を「眺めて楽しむ」だけでなく、「本格的に育てたい」方が増えているそうで、体験教室を増やして正しい栽培方法や魅力を伝えていきたいと意欲的でした。



”おおいた「みどり戦略」オフィシャルインフルエンサー”委嘱式・・・大分県拠点(6月13日)大分市
昨年度に引き続き、”おおいた「みどり戦略」オフィシャルインフルエンサー”の委嘱式を6月13日に行いました。
発信力や影響力のあるインフルエンサー農業者等(5組7名)と連携して、「みどりの食料システム戦略」の理解醸成活動に取り組みます。今年度は、Z世代や子育て世代に向けた取り組みを充実するため、新たに料理研究家の坂本薫さんにもご協力いただき、各種SNS等での情報発信とともに、県拠点と連携した取り組みを行う予定です。
さすがインフルエンサーの皆さん、委嘱式の後にはさっそく、活動への抱負やコラボ活動について動画を撮影されていました。たくさんの方に、環境と調和のとれた生産や消費、社会について考えるきっかけになることを期待しています。



九州の農業法人で初!オーガニック卵・・・(株)カジワラファーム(6月12日)宇佐市
宇佐市で、九州の農業法人で初めて有機JAS認証を取得した卵の生産・販売を行っている(株)カジワラファームと意見交換を行いました。平飼い卵の生産販売をしている中で、オーガニック卵のニーズが高まっていると感じたとのこと。卵で有機JAS認証を取得するためには、有機飼料の使用や飼育設備、運動場など厳しい基準を満たす必要がありますが、クラウドファンディングで運動場などを整備して有機JAS認証を取得。現在、600羽程が有機で育てられています。梶原社長はスマート農業にも関心が高く、作業の省力化になるロボットの開発にも意欲的です。



農福連携で有機野菜を作っています・・・福祉農場「安心家族」(6月9日)宇佐市
宇佐市で、有機JAS認証を取得し、野菜を栽培している就労継続支援B型事業所の福祉農場「安心家族」と意見交換を行いました。種まきや苗の定植から収穫、調整・出荷準備まで、全ての作業に利用者が携わっています。それぞれの特性に応じてほ場班と出荷班とに役割分担をしたり、収穫後の調整から袋詰めまでを流れ作業になるように配置するなど、工夫をしています。年間を通して作業がない日を作らないように、作付け計画を作るのが難しいとのこと。無農薬のため、除草作業やアブラムシ駆除、また最近は夏の暑さと奮闘中です。



持ち前の行動力で「やりたい」を実現・・・水口初美(6月5日)杵築市 
杵築市でホオズキの生産に取り組む若手生産者と意見交換を行いました。ハウスの中ではホオズキが鈴なりに緑の実をつけています。お盆に向けて実が熟して鮮やかな朱色に色づきます。
荒れていた祖父のハウスみかん園を自力で整備し活用。現在も、その行動力を発揮し、近隣の荒れた農地を自力で整備し、栽培面積の拡大を図っています。
「農業以外でも楽しいことがしたい!」という想いも強く、農業経営が安定した後は、地域のキャンプ場の再生や農泊など、様々な取組にも意欲的。これから「やりたい」がどのように形になっていくのか、とても楽しみです。



焼酎好適大麦「ニシノホシ」の刈取りも終盤・・・(6月2日)宇佐市
大分県内最大の麦類産地である宇佐市で、二条大麦「ニシノホシ」の刈取りが終盤を迎えています。(農)山辺の里 山下生産組合では、5月下旬から収穫作業が始まり、この日も雨予報を心配しながら急ピッチで作業を進めていました。「ニシノホシ」は焼酎の製造に適した大麦品種で、生産者と地元の焼酎メーカーが連携して、地元産の麦を使った麦焼酎をつくっています。



消費者とのつながりが広がっています・・・佐藤ファーム(5月26日)九重町
九重町で、米や大豆などを有機栽培している佐藤ファームと意見交換を行いました。生き残れる農業をしたいという思いから、化学肥料や農薬を使わない有機農業を選択。平成元年に有機米の生産を開始、平成25年に有機JAS認証を取得しました。最初は害虫被害でうまくいかなかったり、売り先がなく福岡や北九州へ自ら販売に行ったりと生産も販売も苦労をしたそうです。徐々に生産量も増え、口コミでお客様も増加し、現在は、販売だけでなく田植えや味噌づくり体験なども行っており、消費者とのつながりが広がっています。



規模拡大と担い手の育成を目指して・・・碇佑紀(5月26日)佐伯市
佐伯市でにら生産を行う生産者と意見交換を行いました。佐伯市ファーマーズスクールで2年間、就農コーチの指導のもとでにらの栽培技術を学び、今年で就農2年目になります。現在、地域最大規模のにら栽培面積を有しており、さらなる規模拡大を検討中。将来的には、面積を現在の約2倍に広げるとともに、法人化や地域の雇用創出に取り組む考え。
さらに、経験を積んだ後は、自らファーマーズスクールの就農コーチとして、次世代の農業者育成に貢献することを目指しています。地域農業の中核を担う若手生産者として、今後の活躍が期待されます。



アイデア商品でしいたけの魅力を全国に発信・・・(株)茂里商店(5月23日)豊後大野市
豊後大野市で乾しいたけの卸問屋を営む(株)茂里商店と意見交換を行いました。自然の中で育てる「原木しいたけ」にこだわりを持ち、自らも生産に取り組んでいます。
乾しいたけの生産量日本一を誇る大分県。その消費をさらに盛り上げたいとの想いから、県産の原木しいたけを活用した商品開発にも取り組んでいます。今年はなんと3商品も開発!過去にはメディアに取り上げられ、全国から注文が殺到したこともあったとのこと。
持ち前のチャレンジ精神で、これからもしいたけの魅力を発信し続け、地域を活性化していきたいとのことでした。



二人で育てたスイートピーが農林水産大臣賞受賞(第67回大分県花き展)・・・江藤雄介・円夫妻(5月20日)豊後大野市
豊後大野市で、スイートピー、夏秋ピーマンを生産している江藤雄介さん・円さんご夫妻と意見交換を行いました。東京から移住し新規就農されたお二人。栽培方法など試行錯誤を重ねながら懸命に取り組み、今年、第67回大分県花き展でスイートピーが農林水産大臣賞を受賞しました。農業以外では消防団活動や自治会活動にも積極的に参加するなど、地域にも貢献しています。これからも二人で力を合わせ、無理のない範囲でしっかり農業に取り組んでいきたいとのことです。



立命館アジア太平洋大学(APU)で出前授業を行いました・・・(5月16日)別府市
Z世代である学生へ、持続可能な「食」と「環境」について考えるきっかけを作り、農林水産行政への理解醸成を図ることを目的として、サスティナビリティ観光学部の1年生を対象に出前授業を行いました。新たな食料・農業・農村基本計画及びみどりの食料システム戦略に関する説明の後、「あなたが農水省職員ならどのような政策で改善するか」をテーマにグループディスカッションを行いました。学生からは、「農業資材への補助金を拡充するほか、税制優遇を行う」、「若者への農業教育・体験を充実させ農業者を増やす」など前向きな意見がたくさん出されました。



ノウフクJAS取得で大分県の最低賃金を目指します・・・合同会社 Farm Sam(5月12日)日出町
日出町で、ノウフクJASを取得した合同会社 Farm Samと意見交換を行いました。ここでは室内で8種類のマイクログリーンズ栽培を行っており、トレーへの土入れ、種まきから収穫までのほぼ全工程を就労継続支援B型事業所の利用者が担っています。マイクログリーンズ栽培にはいくつかの工程があることから適性を見出しやすく、室内での作業ということもあり、就労支援ととても相性が良いとのこと。利用者から作業環境の改善提案もあり、「今では僕よりも種まきが早いんですよ。」とにこやかに話してくれました。これからマイクログリーンズの知名度アップや販路拡を通じ、大分県の最低賃金並みの工賃向上を目指したいと意気込みを語ってくれました。



高校生とSDGsに取り組む!~規格外品の商品化~・・・ユワキヤ醤油(株)(5月1日)大分市
大分市で170年以上にわたり醤油・味噌・醸造業を営むユワキヤ醤油(株)と意見交換を行いました。同社は、醤油・味噌以外にも、大分の郷土料理「りゅうきゅう」の調味たれなど、さまざまな商品を作っています。そのノウハウをフル活用し、高校生とSDGsに通じる取組みも行っています。企業の食品ロスとして出た生ごみ、これを堆肥にして栽培した野菜の規格外品を、高校生がレシピを考え、ユワキヤ醤油が試作し商品化。見事に県産ドレッシングが生まれました。また、輸出にも力を入れられており、地域貢献への想いと自社への熱意を感じました。



かぼす飲料等のベトナム国内独占販売覚書調印式に出席・・・(株)ジェイエイフーズおおいた(4月9日)別府市
別府市で「(株)ジェイエイフーズおおいた」、「エコフルーツ輸出入(株)」及び「(株)フォスター」の3者による覚書調印式が行われました。大分でお馴染みの県産かぼす等を使用した飲料について、ベトナムで独占販売する契約が締結され、継続的にベトナムへ輸出されます。年間で2万ケース(60万本)の輸出を目指しています。同飲料の継続的な輸出は初めてであり、ベトナムで評価されれば、他国への輸出にも挑戦したいとのことです。



段々畑に広がる菜の花が見頃を迎えています・・・(4月7日)豊後高田市
国東(くにさき)半島の北端部に位置する豊後高田市の長崎鼻では、段々畑に一面、菜の花が咲いています。美しい景観を取り戻したい想いを持つ地元の有志が集まり、耕作放棄地を再生し、現在では約17haの広大な畑が広がっています。この段々畑では、春には菜の花、夏にはひまわりが一面に広がります。菜の花やひまわりの種は敷地内の搾油施設で加工され、無添加の食用油脂等として販売されています。



お問合せ先
大分県拠点地方参事官室
ダイヤルイン:097-532-6131




