肉や野菜など、1つの料理にさまざまな具材が入っているカレーライスや丼物。「食事バランスガイド」では、こうしたものを「複合料理」として考えます。
例えば、一般的なカレーライスの場合、ごはん約200g(主食2つ分)・肉約60g(主菜2つ分)・野菜140~150g(副菜2つ分)程度のものが多く、この場合は、1皿で3つの料理グループが含まれているとし、主食「2つ」、副菜「2つ」、主菜「2つ」として数えます。
自分が食べたカレーライスが、ご飯は,約100g(1つ分)と比べていくつ分か、お肉はポークソテー1皿(3つ分)と比べていくつ分か、野菜は小鉢1皿(1つ分、約70g)と比べていくつ分か、を考えて、「つ(SV)」を数えてみましょう。
複合料理の一般的な「つ(SV)」を、主な料理・食品「つ(SV)」早見表に示してあります。参考にしてください。

「つ」の数え方で、難しいものについて紹介しますので、参考にしてください。
100%のジュースはどのように数えますか?
市販の野菜汁や果汁100%のジュースについては、飲んだ重量の半分を「野菜」「果物」として数えます。通常、1回で飲みきることができる紙パックの野菜ジュース1本(200ml)が副菜1つ(SV)となります。しかし、倍量を飲むことを推奨しているわけではありません。あくまでも補助的なものとして考えてください。
付け合わせの野菜は、どのように数えますか?
付け合わせの野菜も、小鉢1皿分くらいに相当する場合は、副菜1つ(SV)として数えます。
料理を半分食べた(半分残す等)場合、つの数はどのように数えますか?
1つ(SV)の半分を食べた場合は、単純に0.5つ(SV)と数えてよいでしょうか?
3つ(SV)の料理を半分食べた場合は1.5つ(SV)、1つ(SV)を半分食べた場合は、0.5つ(SV)と数えます。
総菜パンや菓子パンは、どのように数えますか?
甘くない総菜パン、おかずを包んだり、はさんだりしているパンは食事として扱い、「主食」と「主菜」等でSV数を数えることができます。菓子パンはヒモ(菓子・嗜好飲料)になりますので、主食としてSV数を数えません。







