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中国四国農政局

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フォトレポート(島根県)令和8年度

島根県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

令和8年度
6月5月4月

令和7年度令和6年度令和5年度

6月

「来て・見て・味わう」弥栄のにぎわい朝市「や市」

  • 撮影場所:島根県浜田市
  • 撮影日:令和8年6月21日

浜田市弥栄(やさか)町では、毎月第3日曜日(8月と10月は休止)の9時30分~11時00分、弥栄会館において弥栄の朝市「や市」が開催されています。
6月21日に訪問した「や市」では、弥栄町で生産された有機野菜をはじめ、浜田港に水揚げされた魚の干物や漬物・惣菜、まんじゅう等のスイーツ、さらには雑貨まで、多種多様な商品が並べられていました。会場の一角では、食育コーナーやベジチェック(※)も設けられ、楽しみながら健康や食について学ぶ来場者の様子も見られました。また、「や市」を一層盛り上げようと、浜田地域で活動する団体が「よさこい鳴子踊り」を披露し、終始活気にあふれる催しでした。
イベント事務局の「弥栄のみらい創造会議なりわい部会」の担当者は、「買い物や会話を楽しみながら人が集い、つながる場として親しまれる朝市にしていきたい。」との思いをお話しされていました。

【関連URL】弥栄の朝市「や市」:Instagram公式アカウント(外部リンク)
https://www.instagram.com/yasaka_asaichi_yaichi

(※)カゴメ株式会社が開発した、普段野菜をどれだけ食べているかが数値で分かる測定機器

や市の様子
や市の様子

弥栄町で生産された野菜
有機野菜など弥栄町で生産された野菜




食育コーナーの様子
食育コーナーの様子

ベジチェックコーナーの様子
ベジチェックコーナーの様子
(弥栄のみらい創造会議提供)

島根県農協青年組織協議会との意見交換会

  • 撮影場所:島根県出雲市
  • 撮影日:令和8年6月12日

島根県拠点は、島根県農協青年組織協議会(以下「島根青年協」という。)と意見交換会を開催しました。

これは、県下各地域で活躍している島根青年協のメンバーと意見交換を行うことで、今後の農政に必要な施策や将来を担う若手農業者育成の一助とするため、島根県拠点が企画したものです。

当日は、島根青年協に加え、その下部組織である県下10ブロックの青年連盟からも参加があり、スマート農業を支える人材不足、事業申請時の事務負担や採択基準の見直し、農業分野における働き方改革など、若い農業者の視点で多岐にわたる問題提起がなされ、活発な議論となりました。

今後とも、意見交換会の開催を通じて、若手農業者の意見・要望を汲み上げ、その実現を図ります。

あいさつする杉山地方参事官
あいさつする杉山地方参事官

意見交換会の様子
意見交換会の様子



島根青年協の村上会長
島根青年協の村上会長

発言する参加者
発言する参加者

全国トップクラスの飼養頭数を誇る「松永牧場」を訪問しました

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和8年6月1日

令和8年6月1日、中国四国農政局 郷局長は、全国でもトップクラスの飼養頭数を誇る株式会社松永牧場(益田市、松永和平代表取締役)を訪問し、畜産経営等について意見交換を行いました。同牧場では、繁殖・肥育、酪農を一体的に経営しており、グループ全体では、肉用牛の黒毛和種や交雑種を約1万頭、乳用牛のホルスタイン種を約2千頭飼養(令和8年4月末時点)されています。
特徴ある取組として、自社の食品残渣飼料化プラントを活用し、商品にならなかったバナナや焼酎かすなど色々な食品残渣を乳酸発酵させて飼料として再利用するなど、環境に配慮した循環型の取組が進められています。また、太陽光発電による売電と併せて、牛の暑さ対策として発電パネルを畜舎の屋根に設置し、遮熱効果を利用する工夫もされています。
10名以上の獣医が運営する(株)益田大動物診療所と連携し、受精卵移植などの先進的な技術も取り入れるなど、飼料設計から繁殖管理までを一体的に進めることで、生産性の向上と付加価値の高い経営につなげています。
松永代表は、「地域全体で畜産を支えていくことが大切」と話され、子牛の市場出荷を通じて地域の繁殖農家とのつながりを大切にするなど、地域とともに歩む取組を実践されています。

説明する松永代表
松永代表(左)から説明を受ける郷局長

牛の親子
生後間もない子牛と親牛
飼料用米
食品残渣と混ぜて使用する飼料用米

畜舎内の様子
畜舎内の親牛



GI登録「益田アムスメロン」を現地視察

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和8年6月1日

中国四国農政局 郷局長が益田市の飯田地区を訪問し、出荷が始まった「益田アムスメロン」の選果場とメロン団地のハウスを見て回りました。
JA担当者によると、今年は5月27日から出荷が始まり、6月上旬にピークを迎え7月初め頃までの約330トンの出荷を見込んでおり、本年産は生育期の天候に恵まれたことから糖度は14度以上と甘みのある良好な品質であるとのことです。
益田アムスメロンは、1玉当たり約1.5キログラム(4Lサイズ)と大きく、果汁が豊富なのが特徴です。選果場では、生産者から搬入されたメロンを糖度センサーで計測し、外観や重量ごとに選別・箱詰めした後、贈答用として首都圏に出荷する他、主に京阪神、広島、県内など広範囲に出荷されています。
なお、益田アムスメロンは令和7年1月に地理的表示(GI※)に登録されており、栽培基準のもとで丁寧に育てられた果実は、安定した品質で市場でも高く評価されています。

(※)GI「地理的表示保護制度」は、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。

説明を受ける郷局長
果実の品質についてJA担当者(左)
から説明を受ける郷局長

箱詰めされた益田アムスメロン
出荷箱に梱包された益田アムスメロン
出荷前のメロン
出荷を待つメロンの箱群


収穫まじかの益田アムスメロン
収穫目前の益田アムスメロン


5月

島根県立農林大学校で農業施策等を説明しました

  • 撮影場所:島根県大田市
  • 撮影日:令和8年5月26日

島根県拠点は、島根県立農林大学校農業科の2年生に対し、国の農業施策等の説明を行いました。

施策説明は、「日本の農林水産業の未来に向けて」と題し、我が国の食料・農業をめぐる現状をグラフ等用いて視覚的に説明したほか、それらの課題に向けたスマート農業やみどりの食料システム戦略、食品の適正な価格形成を考える「フェアプライスプロジェクト」など、農林水産省の主要な施策を紹介しました。
終了後に行ったアンケートでは、「こういった授業が消費者全体に周知できたら納得のいく農産物の価格設定ができると思うので、今後も続けていってほしい。」、「もやしが値上がりして高いと思っていたが、製造工程を見てみるともっと高くてもいいんじゃないかと思った。」などの感想が寄せられました。

皆さんが農業分野で、活躍されることを期待しています。

施策説明の様子
施策説明の様子



説明する講師
説明する菅井副地方参事官

地元に支えられて“崎みかん”再生へ

  • 撮影場所:島根県海士町
  • 撮影日:令和8年5月19日

海士町で「崎(さき)みかん」と「蘇婆訶梅(そわかうめ、※1)」の栽培に取り組む、丹後貴視(たんご たかし)さんの農場を訪問しました。
島の最南端に位置する崎地区では、昭和30年代からみかんが生産されてきましたが、高齢化により衰退していました。丹後さんは、町が平成25年に立ち上げた「崎みかん再生プロジェクト」に応募し、島根県内の雲南市からIターン移住されました。

栽培開始当初は、瀬戸内での研修で身に着けた技術が、気候の違う海士町で通用せず、みかんの実が成り出したのは栽培5年目からだったとのこと。みかんに代わって生計を立てたのが、町の島おこしプロジェクトとして取り組まれていた「蘇婆訶梅」の栽培です。今では崎地区住民をはじめ「大人の島留学(※2)」の皆さんの応援もあって生産量が増えているそうです。梅は販路開拓も進み約半分がネット販売され、みかんは約7割が海士町で販売されており、丹後さんは「地元の方々に支えられている」と感謝のことばを述べておられました。

(※1)蘇婆訶梅は、平成16年に崎地区で植樹された梅の総称で、梅干し原料として生産されています。蘇婆訶とは”幸あれ”の意。
(※2)各地の若者たちが島根県隠岐島前地域(海士町、西ノ島町、知夫村)で暮らし、働くことができる制度です。

説明する丹後さん
農場の説明をする丹後貴視さん


そわかうめの実
潮風の当たる斜面で育つ蘇婆訶梅
島留学している田中さん
鹿児島県から島留学している
田中亜弥さんが作業を応援

みかん園の様子
約千本が植栽されているみかん園



もうすぐ収穫期!浜田市のブルーベリー園を訪問しました

  • 撮影場所:島根県浜田市
  • 撮影日:令和8年5月19日

令和8年5月19日、浜田市三隅町室谷(みすみちょうむろだに)でブルーベリー農園を経営しておられる柳青(りゅうせい)ブルーベリー庭(佐々木克晴代表)を訪問しました。

佐々木代表は、18年ほど前に会社員から転職し、室谷の棚田がある大麻山(標高約600メートル)の中腹でブルーベリー栽培を開始されました。現在、3系統30品種以上を栽培されており、6月中旬から8月末にかけて摘み取り体験(有料、40分食べ放題)が楽しめます。今後の展望として「Iターンによる新規就農者をはじめ三隅地域の事業者と連携し、集客・販売促進を図りたい。」、「農用地を有効活用し、耕作放棄地を増やさず三隅の美しい景観を守りたい。」と語っておられました。

太陽の光をたっぷり浴びて育ったブルーベリーは、甘みと酸味のバランスが抜群とのこと。自然の中で旬の味覚を堪能されてはいかがでしょうか。

【関連URL】柳青ブルーベリー庭ホームページ
https://www.ryuusei-bb.net/index.html

ブルーベリー農園の景観
ブルーベリー農園の景観(園地の一画)

色づき始めたブルーベリー
初夏に赤く色づいた実
空に向かって伸びるブルーベリー
青空に向かって伸びるブルーベリー

説明する佐々木代表
栽培方法について説明する佐々木代表



初夏の甘みをお届け、デラウェア出荷スタート

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和8年5月19日

ぶどうの栽培が盛んな益田市で、令和8年4月24日からデラウェアの出荷が始まりました。
今回訪問した株式会社LOCAL RICH 3in(ローカルリッチサンイン)では、ハウス栽培されたデラウェアの収穫や、パック詰め等の出荷作業に追われていました。
今年のデラウェアの生育は、2月は比較的暖かく、3~4月は低温傾向であったものの、大きな被害はなく概ね順調に推移し、糖度も十分に乗っているそうです。一方で、降雨量が少なく湿度も低めであったため、例年よりも果実の肥大(玉太り)はやや小ぶりなようですが、1房あたり約150グラムになるよう調整しているとのことです。
これから6月の最盛期に向け、店頭に並ぶ機会も増えていきます。ぜひ初夏の味覚として親しまれている「島根県産デラウェア」をご賞味ください。

実ったデラウェア
実ったデラウェア

出荷前の調整作業
出荷前の調整作業
収穫の様子
収穫の様子

パック詰めされたデラウェア
パック詰めされたデラウェア


4月

新茶の収穫と「わくわく島根のお茶漬けコンテスト」の募集

  • 撮影場所:島根県浜田市
  • 撮影日:令和8年4月28日

浜田市の株式会社扇原(せんばら)茶園(佐々木貴裕代表取締役社長)を訪問し、同社取締役で、しまね農業女子のメンバーでもある佐々木京子さんから話を伺いました。

扇原茶園では、JGAPを導入し、茶畑一枚一枚に番号を付けて、「いつ、どの作業を、どの程度行ったか」といった記録を細かく残しており、4月27日から摘み取りが始まった今年の新茶は天候にも恵まれ、薫り高く品質の良い茶葉に育っているとのことです。

島根県内の茶業事業体は、後継者不足により31から17へ減少しています。一方、近年は「だし茶漬け」が定着し、同社が所属している「島根県茶業振興協会」では、島根のお茶の魅力を改めて知ってもらう良い機会と考え、「わくわく島根のお茶漬けコンテスト」を開催することとしました。島根県産の茶葉から作られた緑茶、抹茶、紅茶、ウーロン茶等と島根県産のお米を使用したオリジナルレシピを募集中(5月末〆切)とのことです。詳細は、島根県産地支援課のInstagram公式アカウントをご確認ください。

【関連URL】島根県産地支援課:Instagram公式アカウント(外部リンク)
https://www.instagram.com/sanchi.shimane/
【関連URL】しまね農業女子ホームページ
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/shimane/nougyou_joshi.html

茶の新芽
若々しい薄緑色の新芽



茶畑と佐々木さん
扇原茶園の茶畑と佐々木京子さん

「しふく&農福マルシェ」で農福連携等のパネル展示を行いました

  • 撮影場所:島根県松江市
  • 撮影日:令和8年4月21日

特定非営利活動法人島根県障がい者就労事業振興センター(松江市、新田裕之理事長)は令和8年4月21日、いきいきプラザ島根(松江市)の1階フロアにおいて、福祉関係4事業所による「しふく&農福マルシェ」(以下「マルシェ」という。)を開催しました。この催しでは、福祉事業所の農産物・農産加工品等の販売をとおして、障がい者福祉への理解促進や農福連携の取組について周知することとし、島根県拠点からも、農福連携の認知度向上に向けたパネルを展示しました。当日は12時00分~13時00分の1時間の開催でしたが、農産物や農産加工品などを買い求める多くの来場者で盛況のうちに終了しました。

島根県拠点は、今後も5月~7月、10月~12月に開催予定のこのマルシェに合わせパネル展示を行い、引き続き島根県障がい者就労事業振興センターと連携しながら農福連携の認知度向上に向けた取組を進めていきます。

パネル展示の様子
パネル展示の様子



マルシェの様子
マルシェの様子

「スマート農業技術活用促進法」に基づく生産方式革新実施計画の認定証授与式を開催(島根県初)

  • 撮影場所:島根県安来市
  • 撮影日:令和8年4月16日

中国四国農政局は、えーひだカンパニー株式会社(安来市、川上義則代表取締役)において、「収量計測機能付きコンバイン+栽培管理システムを利用したスマート農業の取組」の生産方式革新実施計画(令和8年3月24日認定)の認定証授与式を行いました。

本計画は、スマート農業技術活用促進法に基づき、農業者等が生産性の向上を図るため、「スマート農業技術の活用及びこれと併せて行う農産物の新たな生産の方式の導入に関する計画(生産方式革新実施計画)」を立て、農林水産大臣が認定するものです。認定を受けた農業者や事業者は、金融措置や補助事業の優先採択を受けることができます。現在、全国で120計画、中国四国農政局管内では16計画が認定されており、島根県内では初の認定となります。

同社では、アグリサポート田辺(株)のサポートを受けながら収量計測機能付きコンバインと栽培管理システムの分析データに基づく適正施肥等を行うことで、品質・収量向上、収益性をアップさせ、地域内の農業者にも普及拡大を進めることとしています。同社の田邊裕子取締役は、「比田地域の農業者とともに地域農業を活性化させたい。」と語られました。

認定証の授与
杉山地方参事官から認定証の授与
を受ける田邊取締役(左)



えーひだカンパニーの皆さん
左はアグリサポート田辺の田邊氏

JAしまね東中部米集約倉庫の竣工式が行われました

  • 撮影場所:島根県出雲市
  • 撮影日:令和8年4月3日

島根県農業協同組合(JAしまね)は、国の「令和7年度産地生産基盤パワーアップ事業」と県の「令和7年度島根県しまね米広域集出荷施設整備事業」を活用した「JAしまね東中部米集約倉庫」の竣工式を行い、杉山地方参事官が来賓として参列しました。

JAしまねの竹下代表理事組合長は、「移動式ラックを備えた新倉庫の完成により、旧倉庫が抱えていた老朽化や保管効率の低下、物流面の非効率の課題解決に加え、フレコン物流への対応強化などの時代の要請にも応えられる。今後は、新倉庫の建設を契機に島根県産米の名声を高めるとともに、農業者、県、市町村と連携をさらに深め、島根県の農業の振興に着実に取り組んでいきたい。」とあいさつされました。

農林水産省は、新たな基本計画に基づき、農業の構造転換をしていくため、地域農業を支える老朽化した共同利用施設の再編集約・合理化に取り組む産地を支援しています。

祝辞を述べる杉山地方参事官
祝辞を述べる杉山地方参事官

新倉庫の内部
移動式ラックを備えた新倉庫の内部
テープカットの様子
テープカットの様子

新倉庫の外観
竣工した新倉庫の外観

お問合せ先

中国四国農政局島根県拠点
担当者:地方参事官室
電話:0852-24-7311(代表)