広域地域組織の二つの類型と発展方向
農村地域における人口減少、高齢化等を背景として、地域組織の広域化が進展していますが、現地調査*の結果、「地域マネジメント型」に加え、新たに「地域ネットワーク型」があることがわかりました。
「地域マネジメント型」は、自治会などが連合して形成され、地域課題に総合的・効率的に対処するものです。これに対し、「地域ネットワーク型」は営農組織等が核となり地域に革新性をもたらす活動に取り組みやすいなどの特徴があり、営農活動に関わる諸活動と、教育活動、生活・文化活動との連携も確認されています。地域農業の持続的発展を実現しつつ、新たな農村社会を構築するためには、営農組織等が核となった地域ネットワーク型の広域地域組織への政策的支援を検討することも必要ではないかと考えられます。
*住民主体による自発的な地域づくりを行う全国25地区を調査
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