安全性検査領域
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畜水産物中における動物用医薬品の残留防止のための規制に従い、各動物用医薬品含有成分について、食品安全委員会で許容一日摂取量(ADI)が設定され、消費者庁でADIを基にした残留基準値(MRL)が設定されます。 農林水産省では、これらの成分を含有する製剤毎に使用禁止期間(その製剤が投与された後、その動物やその動物由来の乳や卵などの生産物を食用に出荷できない期間)を設定し、動物用医薬品の使用者がこれを守ることで、動物用医薬品がMRLを超えて残留する畜水産物の流通を防いでいます。 |
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安全性検査領域では、必要に応じて使用禁止期間の確認のために、家畜に製剤を投与(承認されている最高用量で最長の期間)して可食部位を取り、開発した残留分析法を用いて残留分析を行い、使用禁止期間経過後の畜産物中の残留濃度がMRL以下であることを確認する残留確認試験を行っています。 また、動物用医薬品の畜産物中残留のリスク管理に係わる様々な調査・研究を行っています。 |






