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近畿農政局

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地域との関わりを大切に「農業」を営む

滋賀県守山市|みよし農園

滋賀県守山市で小松菜やフリルレタス等の葉物野菜を中心に、果樹栽培にも取り組む、みよし農園の深尾真人さん、円(まどか)さんご夫妻と意見交換を行いました。 みよし農園の名前は、近江商人の「三方よし」になぞらえて付けられ、「味よし、質よし、鮮度よし」を心がけ有機肥料のみで愛情込めて栽培されています。  


みよし農園 深尾夫妻
みよし農園  深尾真人さん、円さんご夫妻
                 

 

農業は地域との関わりが大事

地域あっての農業との思いから、地域の伝統野菜「守山矢島かぶら」の栽培、子供食堂への食材の提供、守山市農業後継者クラブの活動など積極的に地域活動を行っておられます。 また、円さんも、令和5年より守山市農業委員として任命され、地域の農業振興のため活躍されています。                                                                            
                                 

 

農業が「好き」だから「楽しい」

深尾さんご夫妻は、それぞれ農業とは異なる仕事に就いておられましたが、農業に関心を持ち、草津市の農業法人に就農され、ともに農業を学ばれました。

その後、2013年、独立を機に結婚し、みよし農園を開園。苦難はあっても、好きだから楽しく頑張れると明るいご夫妻。 開園して10年、そのひた向きな努力が認められ、令和5年には「中日農業賞」を受賞されました。また、GLOBALG.A.P.を取得し、東京オリンピックで提供される食材に選ばれるなど、着実に販路を広げておられます。


ハウスが並ぶ農場

ハウスが並ぶ農園

   

常に新しい作物に挑戦

ハウス24棟で野菜を栽培していますが、そのうち1棟を「チャレンジハウス」とし、新しい作物の栽培に挑戦。 そこから、フリルレタスなど主力作物へと発展したものもあり、モリヤマメロンをはじめ、フィンガーライム、レモンなど果樹栽培にも本格的に取り組まれる予定です。

 


フィンガーライムの実
フィンガーライムの実 

高級感を演出する果実

フィンガーライムは、甘みは少なく生食には向かないため、カクテルなどに入れ、プチプチとした食感や香りを楽しむといった使われ方をするそうです。                                                                               
   


珍しい作物「フィンガーライム」

チャレンジハウスで栽培を始め、本年より本格的な栽培に取り組む「フィンガーライム」。柑橘系の果物で、その種類は何十種類もあり、果肉の色や香り味も様々です


フィンガーライムの果肉
果肉の色は、種類により黄色や赤、ピンク、オレンジなど様々 


フィンガーライムの木

フィンガーライムの花    フィンガーライムの花
上:木になるフィンガーライムの
下:フィンガーライムの花
 
種類により、葉の形や花も違う



自ら実践し 背中を見せていく  

新規就農者からの相談も絶えない深尾さんですが、技術を教えるよりも、やりたいことに、自ら挑み実践していく背中をみせることが大事だと考え、挑戦を続けておられます。

わさび菜を持つ深尾さん
ハウスで採れたわさび菜を持つ深尾真人さん 


みよし農園  (Instagram
https://www.instagram.com/miyoshi_farm/




お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261