校内の農産物直売所で「みえるらべる」を表示したばれいしょを販売~奈良県立磯城野高等学校~
奈良県立磯城野高等学校は、校内の実習農場で生徒が育てたばれいしょ(じゃがいも)で、生産者の環境負荷低減に向けた取組を星の数で評価する「みえるらべる」の登録をおこない、温室効果ガス削減への貢献度合いで星3つを取得しました。
同校では、毎週火曜日に校内で農産物直売所「しきの彩(しきのいろどり)」を営業。生徒が育てた野菜や草花、鶏卵などを販売しており、収穫されたばれいしょには「みえるらべる」を貼って、環境負荷低減の取組をアピールしました。
(取材・撮影:令和7年7月)

「みえるらべる」の表示により環境負荷低減の取組をアピール
星3つは温室効果ガスの削減貢献率20%以上!
【環境負荷低減の取組】
磯城野高校では、実習農場での栽培過程や加工品の製造で生じる食品残さを豚や鶏の飼料として活用し、その豚や鶏の糞から堆肥をつくって農作物を育てる「校内循環型農業」に取り組んでいます。
こうして化学肥料の使用量を削減するとともに、ばれいしょについては、栽培期間中に農薬を使用しないことで、環境負荷低減に繋げています。
POPも使って取組を紹介
「みえるらべる」の説明もしました!
※「みえるらべる」とは
農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づき、生産者の環境負荷低減の取組を評価し、星の数で分かりやすく伝える「見える化」を推進しています。
「見える化」では、農産物の環境負荷低減に関する評価・表示ガイドラインに基づき、温室効果ガス削減への貢献などの取組を分かりやすく等級ラベル「みえるらべる」で表示することにより、生産者の環境負荷低減の努力が消費者に伝わり、農産物を選択できる環境づくりを進めています。
【奈良県立磯城野高等学校】
https://www.e-net.nara.jp/hs/shikino/ 
【近畿農政局:近畿管内における農産物の環境負荷低減の「見える化」事例】
https://www.maff.go.jp/kinki/seisan/midori/mieruka.html 
お問合せ先
近畿農政局 奈良県拠点
TEL:0742-32-1870




