「黄綬褒章」受章者が表敬訪問されました
井尻 稔さん(京都府南丹市)
令和6年12月2日(月曜日)、令和6年度秋の黄綬褒章を受章された井尻稔さんが相本近畿農政局長を表敬訪問されました。
井尻さんは、昭和38年に京都府信用農業協同組合連合会に入会後、平成19年6月には代表理事理事長に就任し、平成25年6月の退任まで14年間、同連合会の役員を務め、農業を中心とする地域社会に根ざした金融機関を目指し、府内JAグループの指導者として尽力されてきました。
入会と同時に兼業農家としても就農し、家族の協力を得ながら水稲を中心に小豆等の栽培にも取り組み、船枝生産組合長や、船枝区長に就任するなど、地域農業の発展に大きく貢献されてきました。営農している中で、農業者の高齢化や担い手不足が進行しており、農地・農業を永続的に守っていくためには農地の集積が必要だと考え、平成28年に地区の11人が発起人となり、「農事組合法人ふなえだ」を立ち上げ、同法人の代表理事となりました。
また、同法人では、品質の高い京都米を作るため、令和2年8月に乾燥機、貯蔵庫、籾摺り機、米の粒や色彩を判別する色彩選別機など、米の乾燥調製に係る一連の最新鋭設備を備えた米乾燥機調製施設を建設し、より品質の高い米の提供を実現し、地域農業の維持・発展を精力的に推進されています。
井尻さんからは、お喜びと謝礼の言葉のほか、農林水産省本省で行われた伝達式では、新しく就任した江藤大臣から直接受け取られたこと、同時に受章された騎手の武豊さんとご一緒できたこと、さらには天皇陛下に拝謁され、緊張したもののこの上ない経験をさせていただいたとのご発言がありました。
この度の受章、誠におめでとうございました。
黄綬褒章を受章された井尻稔さん(右から3人目) |
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