自然(生き物)との共生を重視した有機農業で持続可能な地域と生活を作る
合同会社桜農園(精華町)
精華町で有機JAS認証を取得され、有機農業とニホンミツバチの養蜂を行われている合同会社桜農園を訪問し、お話を伺いました。 (取材:2024年12月)
畑・土づくり担当の桜井俊彦さん(左)と里山担当のあゆみさん(右)
就農のきっかけ
桜農園は、定年退職されたご夫婦と関東のキャンプ施設でアウトドアインストラクターをしていた娘さんの家族3人で2015年に設立されました。
当初は、自宅の目の前で農業を始められましたが、耕作放棄地をなんとかしたいとの思いから農地を借り受け、現在、14ヵ所(約80a)の農地で約50種類の野菜や米を栽培されています。
田植えの様子
自然(生き物)との共生を重視した有機農業
多様な生き物と共生する農業を目指したことで、自然と有機農業にたどり着かれました。
7ヵ所(43a)のほ場では、2023年に有機JAS認証を取得され、特にお米はすべてのほ場で無施肥・無肥料で栽培するなど、生物との共生を重視されています。
巣箱から採蜜の様子
ニホンミツバチと一緒に有機農業
2019年から里山担当のあゆみさんの提案で、ニホンミツバチの養蜂を始められました。
本などを参考に独学で勉強し、2年目には蜂蜜が収穫できるようになったとのことでした。
収穫した蜂蜜は直売所のほか、精華町のふるさと納税の返礼品として出品されています。
今後は、ニホンミツバチや有機農業を通じて、里山の景観を守り育てていく仲間を増やしていきたいとのことでした。
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015




