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関東農政局

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令和8年度 フォトレポートギャラリー

南牧村花卉生産組合との意見交換

日時:2026年7月24日
場所:南牧村役場内会議室(南牧村)

南牧村花卉生産組合の皆様と第53回南牧村花き共進会の様子

南牧村花卉生産組合の皆様と第53回南牧村花き共進会の様子


南牧村などが主催する花き共進会に合わせて、南牧村花卉生産組合の皆様と意見交換を行いました。

同組合は、群馬県南西部に位置する南牧村で露地栽培を中心に多様な切り花「なんもくの花」を生産しており、今年で設立50年の節目を迎え、現在は18名の組合員が活動しています。

中山間地域に位置する南牧村は、平地の大規模産地とは生産条件が異なることから、同組合では、地域の特性を生かし、気候や土地に適した花や希少な品種を少しずつ栽培する「多品目少量生産」に取り組んでいます。

また、近年の高温による生育への影響や鳥獣害への対応、後継者の確保といった地域が抱える課題や今後の展望についても意見が交わされました。

「なんもくの花」は、2027年に横浜市で開催されるGREEN×EXPO 2027において、群馬県出展エリアで紹介される予定です。
会期中は、ぜひ「なんもくの花」にもご注目ください。


標高1,000mの地で育つ、個性豊かな「六合(くに)の花」

日時:2026年7月17日
場所:花き農家「ハナボウズ」(中之条町)

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花き農家「ハナボウズ」の中島さん夫妻と、個性豊かな六合の花


群馬県中之条町六合(くに)地区は、標高600~2,300mの高冷地を生かし、多種多様な宿根草や山野草が栽培されている全国有数の花き産地です。
今回は、2022年に新規就農した花き農家「ハナボウズ」の中島さん夫妻を訪ね、お話を伺いました。 

「六合の花」は、同じ産地であっても生産者ごとに栽培品目や得意分野が異なり、その多様性や希少性が大きな魅力となっています。
ハナボウズでは約90種類の草花を栽培し、市場出荷やEC販売に加え、花の摘み取り体験や畑の見学会などを通じて、花と地域の魅力を発信しています。
また、高冷地ならではの環境を活かし、気候変動を見据えた新たな品種の導入にも積極的に取り組んでいます。
豊かな自然環境や新規就農者を支える手厚い支援体制、そして自分らしい暮らしや働き方を実現できる環境は、六合地区ならではの魅力です。
効率や利益だけを追い求めるのではなく、生産者一人ひとりが「好きな花」や「こだわり」を大切にする文化が、多様で個性豊かな「六合の花」を生み出していると感じました。

花づくりと暮らしが自然に結びつき、生産者それぞれの個性が産地の価値となっている六合地区。
中島さん夫妻の姿からは、この土地ならではの花文化を未来へ受け継ぎ、さらに発展させていこうとする前向きな思いが伝わってきました。


高崎市立新高尾小学校への出前授業「日本のお米について」

日時:2026年9月9日
場所:高崎市立新高尾小学校(高崎市)

授業の様子

出前授業の様子


高崎市立新高尾小学校の小学5年生64名を対象に、「日本のお米について」をテーマとした出前授業を行いました。

授業では、「お米の作り方を知る」「お米の大切さを考える」「お米の歴史を学ぶ」の3つのテーマについて学習しました。
クイズを交えながら、お米の種類や作り方、田んぼの役割のほかに、お米に含まれる栄養素や朝ごはんを食べることの大切さについても説明しました。また、食事が健康な体づくりや学習・運動のエネルギーにつながることを伝え、食への理解を深めてもらいました。

新高尾小学校では、地域の方々とともに地元ブランド米(日高米)や古代米(緑米)の栽培に取り組んでいることから、学校での日頃の取組と授業内容を関連付けながら学習を進めました。

さらに、お米が日本に伝わった歴史や、ごはん・おにぎり・お寿司など、お米を使った料理の変遷について紹介し、身近な食べ物であるお米が長い歴史の中で日本の食生活を支えてきたことを学んでもらいました。

児童の皆さんは積極的にクイズに参加し、授業を通じて、お米や農業への理解を深めている様子でした。

授業の最後には、農家の方々の努力によってお米づくりが支えられていることを伝え、毎日の食事に感謝することの大切さを呼びかけました。
今回の出前授業が、児童の皆さんにとって、食や農業への関心を深めるきっかけとなることを期待しています。



JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場及びまちだ野菜園の現地視察

日時:2026年8月28日
場所:関東農政局群馬県拠点(前橋市)


JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場
JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場の様子
まちだ野菜園
まちだ野菜園の様子

JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場及びまちだ野菜園のハウスにおいて現地視察を実施しました。

JA佐波伊勢崎なす・きゅうり選果場では、場長の柴﨑草太氏から施設の概要や運営状況について説明を受けた後、施設内の視察を行いました。
本選果場は、生産者からの「産地を維持・発展させるためには共同選果施設が必要である」との強い要望を受けて整備されたもので、北関東最大級の規模を誇る選果場です。AIカメラを活用した高精度な選別により農産物を分類し、均一な品質での出荷を実現しています。
また、選果場が建設されたことで、生産者からは栽培管理に充てる時間や生活時間を確保できるようになったとの声が聞かれました。さらに、取引先からも品質が安定し、クレームの少ない産地として高い評価を受けています。
一方で、農業者の減少、資材価格の高騰、気候変動の影響などの課題も抱えており、今後は安定的な運営と地域農業の持続的な発展に向けた取組が期待されます。

続いて、まちだ野菜園の町田ご夫妻から、スマート農業技術の導入と環境負荷軽減に配慮した栽培方法について説明を受けました。
まちだ野菜園では、環境制御システムを活用したスマート農業に取組むとともに、環境負荷軽減の栽培方法として天敵利用による農薬使用量の削減や液化二酸化炭素を利用した施用技術を導入しています。
これらの取組により、少人数でも効率的な栽培が可能となり、ゆとりある生活時間の確保にもつながっています。

さらに今後の目標として、新たな作物への挑戦や新規就農者への支援に加え、農業の魅力を正しく発信していくことの重要性についてお話していただきました。
まちだ野菜園ではこれまでに2名が独立就農しており、その取組は今後の農業・農村政策を考える上で大変参考となるお話でした。



日本政策金融公庫との意見交換会

日時:2026年8月28日
場所:関東農政局群馬県拠点(前橋市)

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意見交換の様子


群馬県拠点では、日本政策金融公庫前橋支店の農林水産事業担当者を招き、意見交換会を開催しました。
本会は毎年実施しているもので、農政と金融の連携強化を目的として、双方が取組や制度に関する情報を共有するとともに、群馬県農業の現状や課題について意見交換を行っています。

今年度は、スマート農業の実践事例や導入のポイント、スマート技術体系への包括的転換加速化総合対策事業(スマ転事業)について説明しました。
日本政策金融公庫からは、融資実績や取組状況に加え、食品等の持続的な供給を実現するための食品等事業者による事業活動の促進及び食品等の取引の適正化に関する法律(食料システム法)改正を踏まえた動向について説明がありました。

また、スマート農業に関する相談が増加していることや、融資審査においては、設備導入効果だけでなく経営全体の収支や償還能力を重視していることなどが共有されました。
さらに、スマート技術体系への包括的転換加速化総合対策事業への関心が高まっていることから、認定事例や申請手続に関する情報共有を求める意見も出されました。

群馬県拠点では、今後も定期的な意見交換を通じて、行政と金融機関が連携し、スマート農業の普及と認定案件の創出を推進してまいります。



手作業と機械化で支えるこんにゃく栽培の防除作業(ボルドー液散布)

日時:2026年8月中旬
場所:沼田市、昭和村

ボルドー液散布作業
群馬県内のこんにゃく産地において、作業の現場を取材しました。今回訪問した川場村の吉野さんと昭和村の澤浦さんは、ともに病害防除のためボルドー液散布をしていますが、その作業方法にはそれぞれの経営規模やほ場条件に応じた違いが見られました。

川場村の吉野さんは、動力噴霧機(動噴)を使用し、作業者がほ場内を移動しながら散布を行っています。
散布状況を直接確認しながら作業ができることから、生育状況に応じたきめ細かな防除が可能であり、長年培ってきた経験と技術が生かされています。現在は約3haのこんにゃく畑で栽培を行っており、防除には合計約6,000Lのボルドー液を使用しています。

一方、昭和村の澤浦さんは、ブーム幅14m、タンク容量1,000Lの大型ブームスプレーヤを活用しています。基盤整備された大区画ほ場では、10a当たり10分弱という高い作業効率で散布が可能となっており、省力化と作業時間の短縮に大きく貢献しています。
また、農業用水を確保できる環境が整備されていることも、効率的な防除作業を支える重要な要素となっています。

同じこんにゃく栽培でも、手作業による丁寧な防除と大型機械による効率的な防除という異なる手法が採用されています。それぞれの生産者が地域の条件や経営規模に応じて創意工夫を重ねながら、良質なこんにゃく生産に取り組む姿がうかがえました。

*参考:コンニャクの腐敗病その他に対する固着性展着剤加用ボルドー液の効果(群馬県)
           ドローンセンシングを活用したコンニャク栽培管理マニュアル(群馬県)



異業種から農業参入した法人との意見交換

日時:2026年8月6日
場所:有限会社 エスアンドエム(前橋市)

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代表取締役社長の八須賀松夫氏と小田地方参事官との意見交換、水耕栽培施設見学の様子


前橋市の有限会社エスアンドエムを訪問し、八須賀松夫代表取締役社長との意見交換及び水耕栽培施設の見学を行いました。
同社は、異業種から農業に参入し、企業経営で培った販売戦略や投資判断の視点を生かした施設園芸に取り組んでいます。

農業への参入に当たっては、市場の需要動向や収益性を検討した上でミツバに着目し、水耕栽培施設や環境制御設備などへの積極的な投資により、年間を通じた安定出荷体制を確立しています。
同社の水耕栽培施設は、2025年8月5日に国内観測史上最高となる41.8℃を記録した気象庁の伊勢崎観測所から直線距離で約2kmと近く、厳しい暑熱環境にあります。こうした環境の中でも、他産地の出荷量が減少する猛暑・酷暑の時期にミツバの出荷を継続し、供給実績を伸ばしています。

また、同社では、自家消費型の太陽光発電設備をはじめ、環境制御プログラム、培養液への酸素供給技術、水温管理設備などを導入し、猛暑の中でも品質を維持しながら出荷できる生産体制を確立しています。
太陽光発電設備の導入は、電力コストの削減に加え、持続的な生産や脱炭素化に資する環境負荷低減の取組としても位置付けられています。

今後は、現在の生産体制を基礎に、新たな品目への展開も視野に入れながら、さらなる規模拡大や生産性向上に向けた施設整備を検討しています。
「食をつつがなく供給し続ける」という考え方のもと、厳しい気象条件の中でも安定して食を届ける、持続可能な施設園芸経営に挑戦しています。



有害鳥獣対策を支える有害鳥獣捕獲隊員との意見交換

日時:2026年7月31日
場所:自宅及び解体処理場(安中市)



意見交換の様子、藤田さんと小田地方参事官、解体処理場、鳥獣運搬用電動ウインチ付き軽トラック、自作のくくり罠


2023年に東京都から群馬県安中市へ移住した藤田さん。洋菓子店経営や都内企業勤務など多彩な経験を生かしながら、現在は有害鳥獣捕獲隊員としてシカやイノシシによる農作物被害の軽減に取り組んでいます。

また、捕獲した野生鳥獣の命を余すことなく活用したいとの思いから、シカやイノシシを原料としたペット用ジャーキーの製造・販売を開始し、地域資源の有効活用と循環型社会の実現向けた活動を実践しています。
さらに、将来的には小規模な食肉処理施設の整備を目指し、ジビエ利用拡大や地域雇用の創出にも挑戦中です。

「狩猟で生計を立てられる仕組みづくりが鳥獣被害対策につながる」と語る藤田さん。地域課題の解決と持続可能な里山づくりに向けて、日々精力的に活動しています。



高崎健康福祉大学農学部への出前授業「令和7年度食料・農業・農村白書について」

日時:2026年7月16日
場所:高崎健康福祉大(高崎市)

出前授業の様子

出前授業の様子(左上:挨拶をする小田地方参事官、右上:学生の前で説明をする三村課長補佐)


高崎健康福祉大学農学部において、農林水産省大臣官房広報評価課情報分析室の三村課長補佐が講師となり、「令和7年度食料・農業・農村白書について」をテーマに出前授業を行いました。

授業に先立ち、群馬県拠点小田地方参事官が挨拶を行いました。
授業では、白書の内容のうち「米の安定供給に向けた対応」及び「昭和100年を振り返って」を取り上げ、米の価格高騰の要因や安定供給に向けた対応策のほか、昭和初期から現在に至るまでの食料・農業・農村を取り巻く状況の変化について説明しました。

当日は、学生や大学関係者を含め21名が参加し、メモを取りながら講師の説明に真剣に耳を傾けていました。

質疑では、「昨今の中東情勢による農業分野への影響」や「米の高温障害への対応」などについて質問があり、三村課長補佐が丁寧に回答しました。

高崎健康福祉大学農学部での出前授業は、今年で4年目となります。
群馬県拠点では、今後も大学との連携を深め、次世代を担う学生の皆さんに、農林水産業への理解を深めていただけるよう取り組んでまいります。


令和8年度高崎健康福祉大学農学部への関東農政局業務説明会

日時:2026年7月9日
場所:高崎健康福祉大学(高崎市)


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業務説明会の様子


7月9日に、高崎健康福祉大学農学部生物生産学科の学生を対象に、関東農政局の業務説明会を開催しました。​

説明会では、はじめに小田地方参事官が、我が国の農業を取り巻く現状や課題、農林水産省が進めている各種政策について、説明を行いました。​続いて、関東農政局総務部総務課の齊藤課長補佐が、「農林水産省で働くとは」をテーマに、農林水産省のビジョン・ステートメントや組織の概要、採用制度などについて説明を行いました。​その後、関東農政局生産部から2名、群馬県拠点から1名の若手職員が、自身の入省動機や現在担当している業務内容、職場の雰囲気、働き方などについて紹介しました。​

質疑応答では、学生の皆さんから「どのような資格が仕事に活かせるか」「いつ頃から試験勉強に取り組み始めたか」「農林水産省のSNS発信の今後の展望はどのようなものか」など多くの質問が寄せられ、農林水産省の仕事内容や国家公務員として働くことについて、理解を深めていただく有意義な機会となりました。​​

今回の説明会が学生の皆さんにとって農林水産省の業務や農業・農政への関心をより深め、将来の進路を考える上でのきっかけとなれば幸いです。



令和8年度群馬県食品工業協会定時総会

日時:2026年7月3日
場所:前橋市商工会議所(前橋市)

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来賓として祝辞を述べる福原副地方参事官


令和8年度群馬県食品工業協会定時総会において、福原副地方参事官が来賓として祝辞を述べました。

祝辞では、会員企業が県産農林水産物を活用した食品製造を通じて、食料の安定供給や豊かな食生活の実現に貢献していることへの感謝が述べられました。あわせて、人口減少や高齢化、健康志向の高まりなど食品産業を取り巻く環境が変化する中、インバウンド需要の回復や輸出拡大など新たな需要開拓の機会が広がっていることに触れました。
また、群馬県では畜産物やこんにゃく加工品、穀類を中心に輸出が好調で、輸出額が4年連続で過去最高を更新していることを紹介するとともに、関東農政局群馬県拠点として、輸出支援や情報提供、生産者と食品事業者の連携強化、地域産品のブランド化を通じて、県内食品産業のさらなる発展を支援していく考えを示しました。

さらに、令和9年3月から神奈川県横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」について紹介し、「食」や「農」の魅力と可能性を国内外に発信する機会として、会員の皆様へ来場を呼びかけました。
群馬県拠点では、今後も食品事業者や生産者、関係機関との連携を一層強化し、県産農林水産物の付加価値向上や販路拡大を通じて、群馬県食品産業の発展に取り組んでまいります。



前橋で育つバナナ、その神秘的な花に注目!

日時:2026年7月1日
場所:道の駅まえばし赤城(前橋市)

ビニールハウス内の様子

ビニールハウス内の様子


群馬県のほぼ中央に位置する「道の駅まえばし赤城」を訪れ、敷地内のビニールハウスで栽培されている、皮ごと食べられる高級品種のバナナ「グロスミシェル」を視察させていただきました。

道の駅まえばし赤城では、前橋市の日照時間の長さなど、バナナの栽培に適した環境に着目し、「バナナを前橋名産フルーツにしたい!」という想いのもと、栽培に取り組んでいます。
栽培されている「グロスミシェル」は、濃厚な味わいともっちりとした食感が特徴で、糖度は一般的なバナナの約1.5倍と言われています。

写真は普段目にする機会の少ないバナナの花です。この赤紫色の部分は「苞(ほう)」と呼ばれ、花びらではなく、大きなつぼみのような形をし、内部の花を守る役目をしています。
苞の内部には花が並んでおり、1枚ずつめくれていくたびに、小さな花が姿を現します。やがて、その花が私たちがよく知るバナナの実へと成長していきます。

県内には、このような魅力あふれる農作物が数多くあります。今後も、地域の特色ある取り組みや農産物の魅力を発信していきます。



中山間地域を支える新たな力  地域おこし協力隊との意見交換

日時:2026年6月11日
場所:桐生市黒保根支所、現地ほ場(桐生市)


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意見交換の様子、左から岩崎理事長・地域おこし協力隊員の細谷さん・小田地方参事官、鳥獣のほ場侵入を防ぐための防護柵


桐生市黒保根地区において、NPO法人ぐんま地域おこし協力隊ネットワークの岩崎理事長と、桐生市地域おこし協力隊員の細谷さんと意見交換を行いました。

岩崎理事長からは、地域おこし協力隊制度の重要性や、農業分野で活動する隊員が就農に至るまでの支援のあり方についてお話を伺いました。
また、農業の担い手として活動を希望する隊員は一定数いる一方で、農地や農業機械の確保、地域との関係づくりなどが大きな課題となっているとのことでした。

細谷さんからは、自ら農業に取り組む中で感じた鳥獣被害の深刻さや、防護柵の設置などの被害防止対策に取り組むとともに、猟友会員としても活動していることを伺いました。
その姿からは、日々の努力と地域への思いを持って活動されていることが伝わってきました。

中山間地域の農業は、現場で汗を流す方々の努力だけではなく、それを支える地域住民の理解と協力によって成り立ちます。

群馬県拠点では、引き続き地域の実情や現場の声を丁寧に伺いながら、農業を志す隊員の方々が地域に根ざし、円滑な就農・営農につながるよう、関係機関と連携して取り組んでまいります。



今年もこんにゃくいもの植付けが始まりました(手植えとトラクター植え付けの風景)

日時:2026年5月25日
場所:関 康浩さん(沼田市)(左)
         澤浦 太一さん(昭和村)(右)

こんにゃく芋植え付け

手作業によるこんにゃく芋の植え付け風景(沼田市)、トラクターによるこんにゃく芋の植え付け風景(昭和村)


沼田市の生産者・関さんのこんにゃく畑では、作業者が一つひとつ芋の状態を確かめながら、丁寧に間隔や向きを調整して手作業で植え付けを行っています。この繊細な作業は、芋の健全な生育を支える重要な工程です。
手植えにこだわる理由としては、機械植えに比べて作業時間を大幅に短縮できるため、植え付けの適期である5月中に一連の作業を確実に完了できるからです。

一方で、昭和村の生産者・澤浦さんのこんにゃく畑では、専用機械を活用し、一定間隔で効率的に作業が行われています。広い畑にまっすぐ伸びる畝の様子からも、機械化による省力化が図られていることが見て取れます。
手植えの場合は人数がそろえば作業をかなり早く進めることができる一方で、機械植えは少人数で対応可能であり、体力的な負担が軽減される点に特徴があります。

それぞれの地域の実情や規模に応じて、人の手と機械の特長を生かしながらこんにゃく栽培が支えられていることがうかがえます。
春の穏やかな気候の中、次の収穫に向けた大切な作業が着実に進められています。

可憐に咲く、りんごの花の園

日時:2026年4月28日
場所:峠の小野りんご園(沼田市)

見頃を迎えた「りんごの花」と代表取締役の小野圭介氏

見頃を迎えた「りんごの花」と代表取締役の小野圭介氏


群馬県北部の沼田市にある「峠の小野りんご園」を訪れ、取材とあわせて、見頃を迎えたりんごの花を見学させていただきました。

「りんご」といえば、秋に実る赤い果実の印象が強いですが、春にはこのように可憐な花を咲かせます。
峠の小野りんご園では、「名月」や「ふじ」など様々な品種を栽培しており、品種によって花の色や咲き方にも違いがあります。

一見すると、きれいでかわいらしいりんごの花ですが、生産者にとっては「咲いて終わり」ではありません。
実を大きく、品質よく育てるため、この後「摘花」という花の多くを摘み取る作業を行います。秋の収穫に向けて花が十分に育つことは喜ばしい一方で、咲けば咲くほど摘花の作業量は増えていきます。

また、近年は気候変動や鳥獣被害など、果樹栽培を取り巻く環境も大きく変化しています。そうした中でも、小野圭介氏は一本一本の木と向き合いながら栽培を続けています。
普段なかなか目にすることのない「りんごの花」ですが、花を通して、りんごが私たちの手元に届くまでの過程を身近に感じる機会となりました。

世界でここだけの花「カッコソウ」

日時:2026年4月21日
場所:鳴神山(みどり市)



春を迎え、花を咲かせたカッコソウを前に、保全活動への想いを語る小林氏


群馬県の桐生市とみどり市にまたがる鳴神山の山域にのみ自生する、国内希少野生動植物種「カッコソウ」。
“世界でここだけの花”として知られるこの植物について、4月21日にみどり市観光ガイドの会・小林孝雄氏にお話を伺いました。

カッコソウはサクラソウ科の植物で、春には濃いピンク色の美しい花を咲かせます。しかしその生育地は、鳴神山山域でも限られた場所でしか確認できない貴重な存在となっており、絶滅の危機が懸念されています。そのため、地域ではさまざまな保全活動が進められています。 

小林氏は、管理地の整備や小学校での環境教育など、保全活動に継続して取り組んできました。
今回のお話からは、この貴重な花をこれからも守り続け、未来へつないでいきたいという想いが伝わってきました。

鳴神山の豊かな自然とともに自生するカッコソウ。
その花を守る取り組みは、地域の自然の豊かさを次の世代へ受け継いでいくための大切な一歩となっています。


第74回群馬県花品評会(春季)

日時:2026年4月16日、17日
場所:群馬県庁1階 県民ホール北側(前橋市)

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品評会の様子


令和8年4月16日、17日の2日間、群馬県庁において県内花きの生産技術向上及び消費拡大に向けたPRを目的とした「第74回群馬県花品評会(春季)」が開催されました。(主催:群馬県園芸協会、群馬県、全国農業協同組合連合会群馬県本部)

会場には、バラをはじめ、あじさいや洋ランなど多彩な花きが出品され香り豊かで華やかな雰囲気の中、県内花きの魅力を存分に感じられる機会となりました。

また、当拠点としても、2027年3月に神奈川県横浜市で開催予定の「GREEN×EXPO 2027」を見据え、今後も県内花き生産の振興及び消費拡大に向けたPRに努めてまいります。

GREEN×EXPO 2027 公式サイト
https://expo2027yokohama.or.jp/


令和8年度通常総会(群馬県稲作経営者会議)

日時:2026年4月9日
場所:群馬県公社総合ビル(前橋市)

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令和8年度通常総会(群馬県稲作経営者会議)で、来賓の挨拶をする小田地方参事官



令和8年度通常総会(群馬県稲作経営者会議)において、小田地方参事官が来賓として挨拶を行いました。

挨拶では、直近の米を取り巻く状況として、本年4月から「食料システム法」が施行され、同法に基づく米のコスト指標が公表されることに触れ、農林水産省が推進する各種施策への理解と協力を呼びかけました。
また、2027年3月に神奈川県横浜市で開催予定の「GREEN × EXPO 2027」についても言及し、「食」や「農」が持つ可能性を最大限に発揮し、新たなグリーン社会の姿を国内外に提案する場であるとして、会員の皆様に対し積極的な参加を呼びかけました。

群馬県拠点では、令和8年産の米生産、水田の農業生産において、需要に応じた取組が進み、農業者の所得確保と農業経営の安定が図られるよう、関係機関との連携を一層強化し、現場の課題解決に取り組んでまいります。

農林水産省|食料システム法
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/250623.html

GREEN×EXPO 2027 公式サイト
https://expo2027yokohama.or.jp/



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