日本三大珍味といわれている「うに」「このわた」「からすみ」について教えてください。
回答
江戸時代から日本三大珍味として知られています。
1.うに
うにの生殖巣を原料とし、塩を混ぜ合わせてペースト状にした「塩うに」です。
福井県で製造されたものを「越前雲丹」と呼んでいます。
2.このわた
ナマコの腸を塩漬けし、熟成させたものです。
ナマコの異称が「こ」で、その腸であることから「このわた」と呼ばれるようになり、
能登、尾張、三河の「このわた」が貢物として使われていたようです。
3.からすみ
ボラの卵を塩蔵し、乾燥させたものです。
形が「唐の墨」に似ていることが名前の由来のようです。
古くは、ギリシャ、トルコ、エジプトで製造され、1652年に中国から長崎県に伝来した
といわれています。
参考資料
「全国水産加工品総覧」光琳
令和5年更新
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