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佐賀県立伊万里実業高等学校 フードプロジェクト部
     
食で伊万里を元気に!地元食材を使った商品開発と食品ロス削減 佐賀県立伊万里実業高等学校 ロゴ
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フードドライブ・まちなかカフェ

佐賀県立伊万里実業高等学校のフードプロジェクト部は、各家庭で眠っている余剰食品を回収し、福祉団体等へ提供する取り組み(フードドライブ)を行っています。そうして集まった食品はNPO法人などを通じて活用されています。
また、伊万里市や各種団体が主催するイベントや、伊万里市商店街振興組合が定期開催している、空き店舗を利用して学校をPRする「スクールチャレンジ交流館」などの機会を通じて、「まちなかカフェ」を開催し、フードプロジェクト部が開発した伊万里の食材を使ったオリジナルスイーツを販売・提供しています。

フードドライブを実施している様子
フードドライブを実施している様子
まちなかカフェを開催している様子
まちなかカフェを開催している様子

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廃棄される食品を活用して新商品に

地域で栽培されている規格外の農水産物や加工品、フードドライブで回収した食材を、学科(フードビジネス科)で学んだ商品加工技術を活かして新たな商品に生まれ変わらせる「新商品開発」も積極的に行っており、2016年の2種類から始まり、2024年には40種類の商品を開発しました。
例えば、アジを加工した際の端材を使ったお魚ビスケットは、魚のにおいを抑えるなどの工夫を重ねて9か月かけて完成させました。このほか、商品にならない米を使用した黒米ビスケット、余ったそうめんを粉末状にして作ったそうめんクッキー、缶がつぶれてしまったフルーツ缶を使ったフルーツゼリーなど、いろんなアイデアを駆使した商品の一部は、伊万里市のふるさと納税の返礼品にも採用されました。こうした活動を通じ、地域の方々がSDGsに積極的に関わってくれることを目指しています。
また、地域の生産団体との連携も積極的に行っており、伊万里市炭山地区の「すみやま棚田守る会」と共同でそば粉を使った「ごまそば~」、「蕎麦ッキー」、「蕎麦ボール」を開発し、2024年6月から地域のイベントや常設売り場にて販売しています。地域と共に、蕎麦の種まき~花の観察~収穫~製粉~新商品開発までの一連の流れを体験的に学びながら取り組んでいます。

開発した商品を販売している様子
開発した商品を販売している様子
「すみやま棚田守る会」と共同で蕎麦を育てている様子
「すみやま棚田守る会」と共同で蕎麦を
育てている様子

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フードドライブから始まる食育レストラン

2023年7月からは、NPO法人こすもす村(伊万里市)と共同で、おいしく食べてしっかり学ぶ、新たな学びの場として「学びのkidsレストラン」を定期開催しています。これは、食品ロス削減の取り組みの一環として、食支援と食育の両方を目的としたもので、主に小学生を対象に実施しています。
メニューは、季節や行事、郷土料理などのテーマに沿った内容で、使用する食材は、フードドライブで地域の方から寄せられた食品や地元企業からの規格外食品などを活用しています。
また、子どもたちが興味を持ってくれるよう、パネルシアターを手作りして、お箸の使い方や三角食べなどの食事のマナー、朝ごはんの大切さを教える「早寝・早起き・朝ごはん」、季節の行事、郷土食、食文化などをテーマに、時にはゲームなども取り入れながら、食について分かりやすく、楽しく学んでもらうことをモットーに活動しています。

学びのkidsレストランの様子
学びのkidsレストランの様子
手作りのパネルシアターを使って子どもたちに食について学んでもらっている様子
手作りのパネルシアターを使って子どもたちに
食について学んでもらっている様子

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地域と連携した持続可能な社会へ

継続的な取組により地域との連携の輪も広がり、学校、地域住民、自治体、企業、NPO法人が一体となって取り組む新しい食循環システムが構築されています。
このような取り組みが評価され、2022年には「エシカル甲子園2022」(徳島県教育委員会主催) 徳島県議会議長賞、2023年には「第16回佐賀県食育賞」、2024年には「第8回食育活動表彰」農林水産大臣賞に輝きました。

地域における新しい食循環システムのイメージ
地域における新しい食循環システムのイメージ

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担当者から

担当者

伊万里実業高等学校フードプロジェクト部は、2015年にお菓子作りが好きな生徒の同好会として始まり、2019年度に正式に部活動となりました。食の専門家を目指す同校フードビジネス科の生徒を中心に、2024年12月末時点で約18人が所属し、「食で伊万里を元気に!」をメインテーマとしてさまざまな取り組みを行っています。

2025年3月現在

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