プレスリリース
野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年11月)について
| 〇 令和8年11月は、だいこん、キャベツ等の価格は平年を上回って推移することが見込まれる一方で、たまねぎ、さといもの価格は平年を下回って推移する見込み。 |
東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格の見通しについて、主産地等からの聞き取りを行った結果を公表します。
1.背景
近年、天候不順により野菜の価格変動が大きくなっている中で、産地の出荷判断と消費者の購買行動の最適化を促し、野菜の供給及び価格の安定に寄与することを目的として、平成23年より、野菜の生育状況や価格の見通しについて、主産地、卸売会社等からの聞き取りを行っております。
今回、聞き取り結果に基づく、令和8年11月の野菜の生育状況及び卸売価格の見通しを次のとおり公表します。
なお、2025年基準消費者物価指数によると、令和8年9月の総合の指数は102.2、食料の指数も103.6と上昇傾向にありますが、本プレスリリースについては、主産地、卸売会社等からの聞き取りをもとに過去5か年平均を基準として作成しておりますこと、ご留意ください。
「野菜を食べようプロジェクト」
農林水産省では、野菜の消費拡大を推進するため、「野菜を食べようプロジェクト」を実施しています。
野菜はビタミンやミネラル、食物繊維等が豊富に含まれており、毎日を健康で元気に過ごすために欠かせない食材です。
皆さんもご自宅等で野菜をたっぷり使った料理をお楽しみください。
詳細は次のリンクをご覧ください。
「野菜を食べようプロジェクト」
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| たまねぎたっぷり 鶏のすき焼き (外部リンク) 出典:(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集 |
サトイモのサラダ |
また、「令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査と野菜・果物のレシピ」、「cookpad 農林水産省のキッチン」、「(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集」でも野菜を使ったレシピを紹介していますので、是非ご覧ください。
令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査と野菜・果物のレシピ
cookpad 農林水産省のキッチン(外部リンク)
(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集(外部リンク)
2.主要な野菜の生育、出荷及び価格の見通し
| 品目 | 主産地 ()書きは 令和7年11月の 入荷シェア |
今後の生育及び入荷見通し | 11月の価格見通し (平年(直近5か年平均)比) |
| だいこん | 千葉(58%) 神奈川(23%) 青森(8%) |
北海道産・青森県産の出荷が減少し、千葉県産・神奈川県産中心の出荷に切り替わる。千葉県産・神奈川県産は9月の長雨や台風の影響で播種ができなかった圃場がみられるほか、生育遅れや生理障害が発生しており、11月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 |
平年を上回って推移 |
| にんじん | 千葉(46%) 北海道(29%) 青森(12%) |
北海道産中心の出荷から、千葉県産中心の出荷へと切り替わる。北海道産・青森県産は11月中旬に出荷が終了する見込み。千葉県産は8月の豪雨や9月の台風による再播種、また9月の長雨や日照不足の影響により生育遅れや肥大の鈍化がみられており、出荷数量は平年を下回る見込み。 全体として、11月前半の出荷数量・価格は平年並みで推移し、11月後半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 |
<11月前半> 平年並みで推移 <11月後半> 平年を上回って推移 |
| はくさい | 茨城(77%) 長野(16%) |
長野県産の出荷が減少し、茨城県産中心の出荷へと切り替わる。長野県産は11月中旬に出荷が終了する見込み。茨城県産は9月の長雨や日照不足の影響で生育遅れや肥大の鈍化がみられる。11月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 |
平年を上回って推移 |
| キャベツ | 千葉(43%) 愛知(20%) 茨城(18%) 群馬(10%) |
群馬県産の出荷が減少し、千葉県産・茨城県産・愛知県産中心の出荷へと切り替わる。群馬県産は11月上旬に出荷が終了する見込み。千葉県産・茨城県産・愛知県産は9月の長雨や日照不足の影響で定植作業の遅れや生育遅れが発生しているほか、小玉傾向がみられている。 全体として、11月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 |
平年を上回って推移 |
| ほうれんそう | 群馬(57%) 茨城(27%) |
主産地の生育は概ね順調であり、11月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 |
平年並みで推移 |
| ねぎ | 秋田(20%) 青森(14%) 茨城(10%) 北海道(10%) |
北海道産・秋田県産・青森県産の出荷が減少し、茨城県産の出荷が増加する。北海道産・東北産の生育は順調。茨城県産は9月の長雨や日照不足の影響で生育不良がみられる。全体として、11月前半の出荷数量・価格は平年並みで推移し、11月後半の出荷数量はやや平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 |
<11月前半> 平年並みで推移 <11月後半> やや平年を上回って推移 |
| ブロッコリー | 埼玉(24%) 香川(13%) 熊本(12%) 長崎(11%) |
埼玉県産・香川県産・熊本県産・長崎県産が中心の出荷。主産地では長雨の影響等で生育が遅れており、11月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。 |
平年を上回って推移 |
| レタス | 茨城(77%) | 長野県産の出荷が減少し、茨城県産中心の出荷に切り替わる。主産地では9月の長雨と日照不足の影響で小玉傾向がみられるが、10月は概ね好天であったため、11月中旬頃から長雨以降に定植を行ったものが出荷を迎える。全体として、11月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移し、11月後半の出荷数量はやや平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移する見込み。 |
<11月前半> 平年を上回って推移 <11月後半> やや平年を上回って推移 |
| きゅうり | 宮崎(28%) 埼玉(22%) 群馬(20%) 千葉(8%) |
関東産中心の出荷から宮崎県産中心の出荷に切り替わる。関東産は9月の長雨の影響により樹勢の低下がみられ、出荷数量の減少につながっている。 宮崎県産の生育は概ね順調である。 全体として、11月前半の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移し、11月後半の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 |
<11月前半> やや平年を上回って推移 <11月後半> 平年並みで推移 |
| なす | 高知(59%) 福岡(16%) 熊本(8%) |
主産地の生育は概ね順調であり、11月の出荷数量、価格は平年並みで推移する見込み。 |
平年並みで推移 |
| トマト | 熊本(21%) 千葉(15%) 愛知(14%) 栃木(13%) |
関東産・東海産は9月の長雨の影響により着果不良が発生し、着果数の減少が懸念される。熊本県産は9月の気温が適度であり、10月も好天が続いたことから生育は概ね順調である。 全体として、11月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 |
平年並みで推移 |
| ピーマン | 茨城(49%) 宮崎(19%) 高知(13%) |
茨城県産中心の出荷。10月は概ね好天が続いたが茨城県産は9月の長雨の影響が続いている。宮崎県産・高知県産の生育は概ね順調で、11月後半に出荷量が増加する。 全体として、11月前半の出荷数量は平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移し、11月後半の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 |
<11月前半> やや平年を上回って推移 <11月後半> 平年並みで推移 |
| ばれいしょ | 北海道(99%) | 北海道産中心の出荷。11月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。 |
平年並みで推移 |
| さといも | 埼玉(63%) 愛媛(16%) |
埼玉県産・愛媛県産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、11月の出荷数量はやや平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。 |
平年を下回って推移 |
| たまねぎ | 北海道(90%) | 北海道産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、大玉傾向。11月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。 |
平年を下回って推移 |
| 注:「平年並み」とは、平年(過去5か年平均)との比率が概ね90%以上、110%以下であることを示しています。 <添付資料> 東京都中央卸売市場における指定野菜の価格の平年比(PDF : 95KB) これまでの公表資料も次のリンクで公開しております。 需給、ガイドライン、入荷及び価格の見通し等に関する情報 |
お問合せ先
農産局園芸作物課
担当者:価格班
代表:03-3502-8111(内線4822)
ダイヤルイン:03-3502-5961






